QUEEN+ADAM LAMBERTの来日公演全日程が終了しました。
私は参戦出来ませんでしたが、様々な媒体でライヴ映像や、情報を貪る様に観ています。
とてもとても楽しく、そして幸せな気分です。



リアタイファンとそうでないファン。
色々語られますが、作品に出会うのはその人の生きている時間の中でいつか?なんて個人が決められる訳ではないので、仕方のない事。
Queenのリアタイファンをそうでない方々が羨ましいと思うのは、4人のメンバーが揃ったライヴを体験出来た事でしょうか?
確かに私にとって、その体験は宝物です。



リアタイファンは、ひとつの作品を聴いて、それから次のアルバムが発売されるまでの間、色々な事を経験し、喜んだり悲しんだりして過ごし、少し成長して、新譜を聴きます。
つまり聴き手側も変化していくという事。

一度も聴いた事のない音を、LPレコードに針を落として聴く瞬間のワクワクドキドキ感。
それは二度と味わえない事です。

そして、アルバムの発売当時の音楽の傾向、例えばディスコミュージックが流行っていたとか、ユーロビートが流行っていたとか、当時の音楽の流れを感じながらQueenによって作られた新しい作品を聴く事、これも貴重な体験でしょう。



Queenはアルバムをひとつの作品として通して聴くバンドだとおっしゃる方がいます。
私もアルバムを通して聴くことが多いです。
確かにアルバムひとつひとつが素晴らしい作品で、メンバーもその曲順をも考えて作っていたでしょう。

特に初期の作品はその傾向が強いと思います。
でも、アルバムを通して聴いて欲しいと、強くメンバーが思っているなら、シングルは発売しないのではないでしょうか。
まぁ、私が勝手に思っている事なのでメンバーがどう考えていたかは分かりませんが…



音楽の楽しみ方は人それぞれで、正解はないと私は思います。
リアタイファンであろうとそうでなかろうと、

Queenの音楽を体感できるのは素晴らしい事ですもの。