夜を食べる。 -4ページ目

夜を食べる。

どこかの誰かのひとりごと。




こんちは、菜子です。

そうだ、本を読もう。
今年は月に3冊を目標にしよう。

そう決めてまず1冊読了。

その1冊目が、窪美澄さんの「さよなら、ニルヴァーナ」

前半は興奮半分、恐怖半分。頭がおかしくなるかと思った。それでも読む手が止まらなくて、どんどん引き込まれて気づいたらあっという間に読み終わっていた。

読んで印象に残ったのは「人の中身が見たかった」という言葉だ。
これは晴信と今日子が言った言葉だ。晴信のは物理的、ド直球そのままの意味だった。今日子のはまた少し違った。ものを作る人の言葉だったように感じる。

私も創る側だ。だから余計に残っているのだと思う。私だって人の中身が見たい。他人よりもまず自分の中身を見たい。案外自分のことすら外に出してみないとわからないことも多い。

それとは別にもう少し。
「小説」というのはこういう物語のことを指すんだ、と素直に思った。
第三者の目線で物語を覗くのではなくて、その世界の登場人物の頭を覗いて、もしくは登場人物たちになって物語を見ることが小説なんだと思う。
不思議な話だった。



個人的には好きなほの暗さに、知らない狂気が混じった話だった。
ただ、中高生が読む話ではない。



以上!

またいつか。
75
さよなら、ニルヴァーナ/文藝春秋

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