夜を食べる。 -2ページ目

夜を食べる。

どこかの誰かのひとりごと。






私は私のことを知りたいから、絵を描くのだろう。

一生を誰よりも一番近く、誰よりも一番遠く、一緒に生きていく人間だからこそ知りたいのだろう。
母より弟より、友人より他人よりも、私という人を知りたい。

私の場合はその手段が絵を描くことなのだろう。

私にとって、描くことは知ることと同時に生きることなのだろう。

私は私を知りたいし、あなたに私を知って欲しい。あなたからみた私を教えて欲しい。

きっと1人では一生かかったって、私は私を理解しきれないから。私と私で向かい合って話し合ったってわかりきることはできないだろうから。

私は、あなたを知りたい。





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