日本でもコロナ禍が叫ばれ始めて、2ヶ月以上はもう経った。
 先日、ある人が日本国内からお金が無くなってる訳ではないから問題ないという意見を言っていて、それは明らかに違うと思ったので、自分が頭の中に持っている経済のイメージを書いておこうと思う。その人も日々のニュースを目の当たりにしながら、なぜそのようなことを言ったのか、さっぱり分からないのだが。
 お金は血液に例える人もいるが、自分は潤滑油でイメージしている。そして、家計、企業、政府、中央銀行(日銀)、海外といった経済主体は歯車だ。
 例えば内需が大きいほど、海外という歯車は小さいイメージだ(日本は海外という歯車は小さい)。そして、日銀(政府の子会社)は自ら潤滑油を出せる特殊な歯車である。
 国内のお金は減ってないという意見は潤滑油の量は減ってないから大丈夫という意見で、確かに潤滑油の量は減ってないかもしれないが、問題はそこではない。現状歯車は回るのを止めてしまっている。そして、中小企業という多数の小さな歯車が錆びて、壊れ始めているのだ。
 歯車が動き出すには錆を抑えなければならない。そのためには、日銀が潤滑油を増やすか、政府という大きな歯車が自らの油を家計、企業に分け与えることが必要なのだ。