去年から今年にかけて、文科省と財務省の腐敗ぶりが目立った。

 医学部受験生であった自分にとっては多浪生が不利であるというのは当たり前の認識であった。自分に限らず、医学部受験を経験したものにとっては常識といっても良いレベルの話であっただろう。そこに世間とのギャップを感じるが、文科省がこの問題を今回初めて知ったというのはあり得ないし、もしそうだったとしたらそれこそ怠慢である。すなわち大学医学部を文科省のスケープゴートにしたのだろう。前川喜平氏(面従腹背男)が事務次官であったという事実も腐敗ぶりを表している。文科省に関しては無くすことも国民は考えなければならないかもしれない。

 財務省に関しては、公文書改ざん問題が記憶に新しい。保守系の論客はとりわけ財務省を目の敵にする。財政再建・増税を目的としているからであるが(対GDP比でみれば財政再建はもう済んでいる)、イコール財務官僚の頭が悪いとするのは話が行き過ぎているように思う。さすがに僕が評価するのもおこがましいくらい、頭は良いだろう。では何故明らかに間違った増税路線であるのかといったら、考え方が国民ファーストではなく組織ファーストで、税収が増えるほど他省庁に幅を利かすことができるからだろう。

 しかし、官僚は公務員でいわば公僕なのだから、国民ファーストであるのが本来の姿だ。政治家は選挙によって国民に評価されるが、官僚は評価されない(評価されたとしても、それはデータとして見えない)。官僚にとっての各省庁が会社員にとっての会社とそこまで違わないのなら、省庁国民貢献度ランキングみたな投票をネットで行い、省庁間で競い合わせるのはどうだろうか。財務省主計局が予算配分を一手に牛耳っていることには問題があるように感じる。特別枠でその人気度に応じて予算が配分されるみたいな話もあっても良いのではないかと素人なりに思う。