『よかろ八兵衛』という言葉がある。

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 うっかり八兵衛ではない。念のため。

 『よかろ八兵衛』

 意味は、何でも人の言うことにヘイヘイと生返事をし、

 適当に物事をこなす人のことをいうのである。


 もしかして自分たちとこだけの方言かもしれず、

 いわれも知らないから元はどういう意味か知らないが、

 大方、上記したとおりの意味で我々は使う。


 使い方としては、

 『あの人。けっこうよかろ八兵衛やんね。あてにならんよ』

 ってな具合。

 語呂がよくて自分としてはけっこう気に入っているが、

 言われると腹がたつんだよね。けっこう複雑。


 八兵衛。

 いいなぁ。この響き。

 兵衛。なんたってこれで「べえ」だもんなー。

 あ、でもこれだけだと「ひょうえ」っていうか。

 「六三四の剣」で出てくる古沢兵衛もこの字だっけか。

 (宮本武蔵を師匠と仰ぎ、二天一流の殺人剣を放つ世捨て人)


 ちなみに。 

 よかろ八兵衛の仲間で『ぬらりおうどもん』 という奴もいる。

 こいつは、よかろ八兵衛よりもタチの悪い男で(性別関係なし)、

 たとえば仕事ができるくせに出来ないフリしてやらないとか、

 非常にセコい真似をする信用ならんやつだ。

 こいつのせいで正直者が馬鹿をみたりする。

 そういうとき『ぬらりおうどもん』は心の中でほくそ笑んだりしているのだ。

 っか~~っ!!なんちゅうヤツや。

 ってね? つい言ってしまいたくなるでしょ?ぶはっ。


 言葉の意味は、「ぬらり」=のらりくらいという意味の「ぬらり」。

 「おうどもん」=横道な者(道理に反すること。よこしまなこと。

 また、そのさま。邪道。) がつながってできたと思われる。

 「もん」は方言で「者」の意。


 こういうやつらがいたら……
 
たまらん。

 おかしな話だが、だいたいどこに行っても一人は必ずこういうやつがいる。

 しかしけっこう美味しい目にあっていたりもするもんだから、

 本当に正直者が馬鹿を見るハメになるんだよなぁ。

 

 ♪正直じーさん掘ったらばぁ~、大判小判がザックザクぅ♪


 な~んて。いまの世の中正直じーさんは損ばかりしているような気がする。

 たとえば。

 「したきりすずめ」で欲を出して大きな葛篭を持ち帰ろうとしたばーさん。

 話では途中で蓋を開けてお化けが出てくるが、

 いまの世の中では、それを教訓に大きな葛篭を無事に持ち帰るばーさんが

 いるもんだから、やっぱりそれらが得をしているように感じるな。

 ちくしょうぅっ!


 良し、決めた。

 戸隠は今日から、ちょっと横着に生きることに決めた。

 まずは、ばってん荒川でも見習ってみるか。フム。

 ・・・・ウワッ!それも嫌だなぁ。

 青島幸男が良いか・・・ウッ!それもチョット・・・。

 いったいどうしろってんだヨォ。ウワァ~~ン(泣)。