読書するなら便所もヨロシ。冷暖房完備であればなお良ヒ
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 つまり、便所で読書。推進運動でござる。

 なんだ便所の話かよ。
 
 ……なんて言われてしまえばそれまでなのだが、
 こっそりと頷いてくれる方たちにしてみれば、
 「いまさらそんなこと…」
 言わずもがな、特別室だ(笑)と笑って後押ししてくれるか。

 その便所(べんじょ)、である。
 わざわざ説明するのもアホらしい、
 我々には欠かせない、一般的には不浄と呼ばれる場所。
 しかし、一方で心の安らぐ空間として認められてもいるらしく、
 一昔前には想像もつかないほど清潔で快適に変貌したトイレットが、
 暗く臭い『厠』イメージを払拭すべく奮闘している。

 便所河童もそりゃ逃げ出すわってなもんで。

 それはともかく。
 こもれば不思議と増してくる集中力を頼みに、
 テスト勉強など特別な時間を過ごすという方もいらっしゃるようだ。
 もちろん自分にとってもそうで、言いたいのはこれ。
 たった一畳かそこらにこじんまり置かれた西洋式の便座が、
 どんな金をかけたゴージャスなソファーよりも座り心地が良いと感じる。
 (いや、金をかけたソファーなんて知らないし(笑))

 
 便所読書の魅力あれこれ
 その日の気分で漫画、小説、雑誌、チラシを持って入る。
 便所の利点は、雑音を遮断しムードのある裸電球の魔力によって、
 いつにない集中力を発揮し、読書に没頭できることだ。
 入ってしまえば1時間、2時間は余裕。
 普通に読んでいてもなかなか覚えない箇所が、スムーズに頭に入ってくる。
 想像力もふくらみ、物語に深く没頭できる。
 
 そして行き着くところ↓
 
 今日のポイント
 便所に入る前と出た後では顔つきまで変わっている(希望)。

 この知的で精悍な顔つきは便所によって培われた。
 ソース顔、醤油顔なんのその。
 いわゆる便所顔といえよう(ウワッ!それも嫌だな(笑

 (例:入る前-出川哲郎→出た後-反町隆史(希望)
 (例:入る前-山田花子→出た後-栗山千明(あくまで希望)


 …と言っても過言ではないほど、ずばりの引きこもりなのである。


 便所読書の問題点
 家族と住んでいる自分。
 誰も入ってないのを見計らって、用足しついでに読書を始める。
 すると必ず誰かが、
 「早く出ろっ!」
 と扉を叩く。出たのを見計らって入ると今度は違う誰かが、
 「なんだ、また入っているのか」
 と吐き捨てる。挙句の果てには、叱られることになる。
 ほんとに妙なもんだ。
 これをちょっと頭が良いふりをして説明すると、
 マーフィーの法則だ!
 ってことになるのだが、生理現象で切羽詰っている人に
 「そうだったんだねっ!ひとつ賢くなったよ」
 などと納得する余裕はない。
 寄せては返す波動の衝撃に粟立つ肌、とめどなく流れ落ちる冷たい汗。
 苦悶に歪むその顔には、一刻の猶予も許されない。
 冗談で道を塞ごうものなら、頭をどつかれること岩のごとく(違)。
 血の気の引くこと疾風の如しってなもん。
 注意スベシ。
 
 それから。
 自分は便所読書を実行している間に、

 泥棒に入られて財布を盗られた。

 ので、ホドホドにしておくのがヨロシイようで。

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 追記
 この記事で何度も連発した便所(べんじょ)に関しては、
 鼻もつまみたくなるイメージの方もおられることを配慮して、

 便所(びんしょ)=適当な所の意。

 と読んでいただければこれ幸い。
 あしからず。