「本と本屋と図書館に魅せられて」。 takam16さんは最新記事で……

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  「本の読み方」について書いておられた。

 内容はtakam16さんの腹のゼイ肉の話ではなく、

 斉藤孝さんの「読書術」や清水幾太郎という方の「本はどう読むか」

 という本の内容から、

 ご自身の回答付きで気になる箇所を抜き出し、紹介しているというもの。


 本の読み方。内容は違えどこれも本の読み方。

 自分は本を読むとき、まず「あとがき」「解説」から読む。

 ただ、最初の1ページを開くのがあまりにも楽しみなもので、

 眺めたり透かしたり、物語を読み始めるまでにすごく時間がかかるのだ。

 物語を始めるにふさわしいシチューエーションかどうかにこだわるのも、

 一つの理由。

 読み始めのワクワク感が尿意などでぶち壊しというのは極力避けたい。

 たとえ。

 尿意をこらえ頑張って読み進めたとしても、

 ストーリーに集中できないばかりか、登場人物の脳内イメージではみな、

 内股でコソコソ歩きソワソワすることになるからだ。

 オシッコを我慢してしながら謎解きをするエルキュール・ポワロや、

 便意に顔を歪めながら悪人を裁く鬼平なんて見たくない。

 であるから。

 気になるがまだ読み始める時期じゃない。

 時期じゃないがちょこっと読みたい。

 という気持ちが、「あとがき」や「解説」から読ませるということになる仕組み。

 ・・・・だと思う(笑)。

 

 潜んでいる問題点。

 もちろん。

 本をページ順に読まないということは、危ういことではある。

 たとえば。だいたい読書愛好家はご存知だろうが、

 たまに物語の筋やヒントが書いてある。ことだ。

 親切なものでは、

 ここからはストーリーが書いてあるので、

 読んでない人は読み飛ばして・・・・・・。なんてものがあるが、

 不親切なものになると、さすがは著者の何某だ!

 謎解きのヒントを女性のお喋りに盛り込んでくるとは・・・・。

 とキッパリ書いてあったりする。

 かといって。

 そのヒントとして挙げてある女性のお喋りの箇所を読んだところで、

 パーの自分には謎は解けないのだが、

 謎解きミステリーというのは、犯人が分かったときどこにヒントがあったのか?

 というのを探すのも一つの楽しみである。

 これは「あとがき」や「解説」から読む人の悲劇といえよう。ウム。


 ちなみにウチのかーちゃんの場合

 彼女の読み方はかなり独特のものがある。 

 びっくりすることもないと思うが、彼女の場合。

 まず本を3分の1ほど読み、最後の3分の一を読む。

 それから残りの途中に手をつけるといった具合だ。

 本人曰く。

 「まずどんな事件が起こったかを知り、犯人を知る。

 それからどうしてそういうことになったかを、

 じっくり読む。するとどこで犯人がどう動いているのかが分かって面白い。」

 らしい。

 ま、そういう読み方もあるかなと思う反面。

 彼女の性格を考えれば結局のところ、辛抱できないだけじゃないのか(笑)。

 下手に弁だけが立つので、何の意味もないことに、

 さも大儀があるように他人を説得するのは彼女の得意技である。

 

 ま、それはいいとして。

 自分以外にも違う読み方をしている人がいると思う。

 読書をする人をつついたり、踏み込んだりするのは失礼なことだけども、

 そういう個人個人の読み方を聞いてみたいと思う。

 本は最初から読むだけじゃない、

 いろんな楽しみ方というのがあるいは発見できるではないだろうか?

 と思うのである。

 (漬物石代わりとか、踏み台の代わりとかね(違))


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 余談

 ちなみにtakam16さんの上記した記事には、

 清水幾太郎「本はどう読むか」にある文章で、


 「人間の精神の成長は、しばしば飽きるという形で現れることがある」


 を挙げていらっしゃいます。

 もしこれをそのまま受け止めるならば、

 「あらすじ」「解説」だけで読んだ気になって飽きる自分は、

 非常に成長しているとなる。なんだか慰められた気分だ。

 ありがたいねぇ。

 喜んだり落ち込んだり、怒ったり泣いたり慰められたりと、

 一文だけで人間の感情を左右するってスゴイなぁ。

 読む人が感銘を受けて書いてあることを実行するって実は、

 作家に操られているんだろうね。

 関係ないようだけどふとそう思った。

 「ロビターッ!ロビターッッ!!戻っておいでぇぇぇぇっ!!!」