前回書いた記事の続きです。

半年パス期限が切れるフラワードームとクラウドフォレストへ週末行ってきました。

先にフラワードーム、続けてクラウドフォレストのストールを予約していたのですが、段々私の体調が厳しくなり頭痛に襲われたため、クラウドフォレストでは、私はほぼ座って休憩するのみ。
今回写真が2枚だけなので先に載せます。



ただのシダ類だと思うんですが、この瑞々しさと色合いに惹き付けられました。

  


昨年行った記事





先に行ったフラワードームは、チャイニーズニューイヤーの飾りと、ダリア展が行われていました。



息子に大ヒットのライオンダンス。
今年はこういう形でしか見られないかも。
スイッチが入り、4つ足で踊り出さないかヒヤヒヤしましたガーン










ダリア展

ダリアは花の主張が強く存在感ありますね。
日本で、庭に育てた時は、どうも散りぎわが苦手でしたが、これだけの種類が咲いてるのを見ると華やかです。

コスモスハチコスモスハチコスモスハチ


そんな中、いつもある定番の場所にプーさんがひっそりといるのですが、今回このプーさんが、私の父の姿とだぶり何とも言えない気持ちに。


この立ち姿のポーズが父とよく似ていて。
こうして、2歳頃の息子とお散歩してたなぁ。

今、日本で失言と騒がれている政治家と同じく80歳を超え、私が海外に出るタイミングに実家を売却し、1人施設での生活の父親。
それは、母の生前から夫婦2人で決めていた事で、母が亡くなった後の数年後、父親は、迷いもなく淡々と生活、身辺整理を進めていきました。


それと同時にオンライン通信のほとんどを、この実家売却の時に手放し、できるのは国際電話と、  Gメールのみ。
私としては、海外生活で離れてからこそ、インターネットや他のツールを使ったコミュニケーションが必要かつ大事なので、強く説得し、1度は復活しようとしたんですが、本人にその気がなくすぐにまた解約。
その度、言い合いのケンカ。
兄にも説得を頼みますが、元々傍観的で、本人がやりたくないものは仕方ないよ…と関知せず。
夫も当然そこまで強くは言い出せず。

それからも、相談してほしいことも独断で決め、私は諦め半分悔しさ怒りも。
でも考えてみれば、向日葵のような存在の母の死もあり、父親もギリギリの精神で踏ん張っているのでしょう。
80歳を過ぎて人の意見聞いて、あれこれ変われるはずもありませんよね。

まさかのコロナで行き来が出来なくなり。
私の不安や父の寂しさも、半年、長くても1年未満の帰国で、つないでどうにかいましたが、今はそれも叶いません。

私としては、父に何か気持ちが晴れる事、楽しみにできる事があってくれたらそれでいいのですが。
運転免許も返納し、いろんな事を手放せば手放すほど、日本で高齢者が生活するのは冷たく寂しい現実があり、やるせないです。

海外、特にシンガポールに出てから、高齢者が生活している様子、週末は、家族と共に食卓を囲む家族の形、身体に不自由があってもヘルパーさんや家族の助けを借り、積極的に外に出ている姿を毎日当たり前に目にします。
足もおぼつかないような高齢の方でも、表に立ってご自身できる仕事をされている姿もあちこち見かけます。
大変な部分も当然あるのでしょうが、生き方が狭まる、心細い感じがする日本とは何か違う気がするのです。

どうか、次に会える日まで笑顔で、身体も心も元気で。
じいちゃん大好きな息子の話しを聞き、手を繋いでゆっくり散歩でもしてもらいたいです。
今週、母の命日を前に祈ることしかできませんが、このプーさんの立ち姿を父に重ね、心からそう願いました。

長年やっていたクロスワード?ナンプレメイト?が廃刊になったと電話で聞き、また好みがはっきりあるので気に入るのかわかりませんが、何冊か選んで送りました。
本じゃないと、紙媒体じゃないとダメな人もいるので、次々とアナログで生きている人のやる気と喜びが削がれていきませんように。



感傷的に一人言を書いてしまいましたが…
どうかよい1日をお過ごし下さい。


お読みいただきありがとうございました🧸