「手をつなぐ練習」
この言葉を聞いて
何を思い浮かべますか?
このブログを見てくださる方の中には
思い当たる人もいるのではないでしょうか。
我が家の息子は11ヶ月で
歩き始めました。
周りの子と比べても
少し早いくらいの歩き始めです。
1歳なる前に歩き始めたために
この頃は発達に関して
何も疑ってはいませんでした。
ただただ可愛い、そんな時期です。
1歳半にもなると
手をつないで一緒に外を歩くことがありますよね。
家の中では問題なく歩いていた息子。
これが外に出ると怪獣になります(笑)
靴を履かせて地面に降ろすと
あっという間に走って行く息子。
息子の見える位置に手を出して
「手をつなごう」と声をかけても
全く見向きもせずに走って行きます。
今思うと、彼には
「手をつなぐ」という概念がなかったように思います。
そんな息子なので
外に出るときはベビーカーを常に
持っていました。
1歳半の時点で
私はすでに第二子妊娠中で
抱っこも難しかったからです。
妊娠中の散歩を兼ねて
息子と手をつなぐ練習を始めました。
下の子が生まれてからでは遅い
と思ったからです。
家の周りをぐるっと散歩するだけなのですが
手をつながないと歩きません。
振り切って走って行かないように
ハーネスが役に立ちました。
うちは羽根のついたデザインを愛用。
賛否両論あるハーネスですが
私が出会った街の人は
「かわいいね~」と声をかけてくれました。
私が妊婦だったからかな?
リュックやぬいぐるみがついたものもあります。
夏はちょっと暑いかも?
最近は背中につけるタイプじゃないものも
売っているようです☺
瞬発力がありすぎて
前で留めるバックル部分で
首が締まってしまう・・・
という元気すぎるお子さんには
これがおすすめかもしれません(>_<)
走り出しても戻ってきて手をつなぐまで
私は頑として譲りません。
そのおかげか、少しずつ手をつなげるようになり
3歳になった今は
途中振り切って走り出すこともあるけど
梅田のクリニックまで手つなぎで行けるように☺
「手をつなごう」の意味が
わかるようになったのも大きいですね。
2歳になる前、
保育士をしている知り合いに会う機会があり
「手つないでくれないから」というと
微妙な顔をしていた記憶があります。
公立保育園の保育士さんで
けっこうな年数働いている人なので
「もしかしたら・・・」と思ったのかもしれません。
発達障害の子どもは
感覚過敏で手をつなぎたがらない子もいます。
あまり無理強いは良くないですが
自ら危険を回避できるようになるまでは
ハーネスを使ったり
ママと一緒に紐を持つなどの工夫で
危険から守らないといけません。
ベビーカーに乗せられるのであれば
それも大賛成◎
周りの目を気にするママも多いですが
子どもの命よりも大事なものはありません。
かくいう私も、すごく人の意見を気にするタイプ。
ハーネスを使っている時も、不安で不安で。
誰にもすれ違いたくない・・・
と思っていました。
子どもはみんな、ママと手をつなぐのが
大好きだと思ってた。
外に出ると、手をつなぎたがるものだと思ってた。
息子を育てていると
育児に対して思い描いてたイメージが
180度変わります。
息子が1歳半~2歳くらいの頃は
何で手もつながれへんの?
皆ママと手つなぎたいもんじゃないん?
なんでみんなと違うんやろう・・・
って絶望していた時期です。
今は少しずつ
個性的でおもしろい
息子の育児って楽しい
と思えるようになってきました。
1日のうち数分の話です(笑)
子どもは勝手に育つって思ってたけど
試行錯誤しないと育たない息子との生活も
刺激いっぱいでたのしいです(笑)