●ゆすいで解毒。


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ココナッツオイル。
一時期、認知症予防に良いと言われていましたね。
我が家でも購入しましたが、どうも匂いが好きになれず。


だったのですが…ある日昔の資料を見ていたら、
「オイルすすぎケア」
懐かしい…え?あ、これオイルプリングのことじゃない?


オイルプリングとはアーユルヴェーダの健康法の1つで、セサミオイル(ゴマ油)を口に含んでくちゅくちゅゆすぐ、うがいのこと。


10数年前にアーユルヴェーダを少し習ったのですが、その時はゴマ油で口をゆすぐのがどうも苦手でそのまませずに年月は経ちました。


今はモデルさんなどがされているとかでネットでも散見されますが、ココナッツオイルが口ゆすぎに良いらしく、早速実行しています。


このオイルでの口ゆすぎ。
オイルが口の粘膜から重金属とか有害化合物を除去したり、粘膜を強くして真菌(カンジタ)やウイルス、悪玉のバクテリア菌などの侵入を防ぐ作用などがあり、歯と歯肉を健康に保つだけでなく、風邪の予防にも役立ちます。


で、ココナッツオイルに含まれる成分のカプリル酸やラウリン酸が細菌を引き剥がす作用があるらしいのです。
やるっきゃないでしょう?
(古っ)
というわけで方法です。


①朝、大さじ1杯のココナッツオイルを口に含み、10分くらいくちゅくちゅします。
(朝一番が効果的。お口の細菌が多いのです)


②時間が来たらオイルは飲み込まずに吐き出します。(有害物質や細菌が含まれるため)


③水で口内をよくすすいで歯を磨きます。


あまり好きでなかったココナッツオイルでも全然大丈夫でした(^ω^)
セサミより匂いも気にならず、さっぱりします。


初めての方は5分くらいから始めて下さい。
下顎が苦しくなるので、無理なさらないで下さいね。
徐々にできるようになります。


ココナッツオイル自体、さらっとしていて、性質は冷性。
27℃以下では固まりますが、冬でもお口に入れるとすぐ溶けます。


腸内環境を整えるのにも良いので、小スプーン一杯を舐める、またはコーヒーなどに入れて飲むと良いですね。


個人的にはたんぽぽコーヒーに入れて飲むのが唯一いけました(^o^;


さて、このオイル口ゆすぎ。
口腔ケアだけでなく、他にも色々良いことがあるようです。


例:慢性疲労、アレルギー、喘息、気管支炎、にきび、湿疹、関節炎、片頭痛、消化性潰瘍、大腸炎、便秘、不眠症、PMSなどの改善。


これらの症状がある場合、小麦粉と白砂糖を控えるのと並行して行うとより効果が期待できます。
※実は私の場合、歯石がつきにくくなった気がします。
歯茎も引き締まったような?
歯もツルツルです。


オイルゆすぎは毎日ではなく、ちょっと疲れが取れにくい時や外食の明くる朝などにしています。


介護の現場でも口腔ケアは健康維持にとても大事。
高齢者の方に、オイルゆすぎはちょっと難しいかもだけれど、介護予防ケアとして提案していきたいと思います。