こんにちは♪
色と香りの養生師☆福元ゆいこです。
最近はブログ更新がのんびりしております。

さて、先日の台風の前日、神戸で美養漢方講座をさせて頂いていた折り、母から電話が。
「熱が下がらず、咳も止まらない。」
めったに自分からしんどいと言わない母からの電話です。

講座の後、実家に帰り、体力も落ちているようなので、救急にお世話になりました。
肺炎が疑われたので、胸のレントゲンや血液、分泌物の検査全てを済ませ、先生からの説明を受けましたところ、気管支の炎症があるものの、軽度の肺炎で、今飲んでいるお薬を続けて下さいとのこと。

ひと月前から呼吸器系が不調で、熱も上がったり下がったり、お腹も緩くなったかと思えば、便秘になったり。
掛かり付けのお医者さんに、風邪ではなくて、呼吸器系の疾患では?と言われていました。
ちょうど薬を変えたところで熱が上がったまま、体力も消耗していたようです。

次の日には熱は下がり、台風も過ぎて、「大丈夫よ、旅行行っておいで」との母の言葉に、ひとまず実家を後にしました。
高齢ですし、夏の暑さもこたえて、どうなるだろうと旅行中も心配でした。

昨日、母と電話していて、
「そういえば、ご近所の空き家が工事し出してから、体調がおかしくなったかも?」
多分売りに出されていたので、外壁やら内装やらリフォームされるのでしょう、色んな物質やホコリなどが飛んでくるわけです。
母は窓を開けて扇風機で過ごすことも多いので、色々吸い込んでいたのかもしれません。

やっと数日前から痰や鼻水などの分泌物が沢山出だして、熱も下がってきたと言います。

聞いたところ、分泌物も黄色ではなく、白っぽい透明なもの。
ウイルスや細菌が原因なら黄色いので、母の場合、多分ホコリや化学物質かなと。
工事中は窓を閉めていた方が良いね、と話しました。
熱も咳も分泌物も全て身体から何か排出しようとしています。
高齢になると高い熱が出にくく、原因物質と戦えずに、微熱と咳で体力を消耗し、咳さえ出す力がないと分泌物を喉に詰まらせてしまうこともあり、命の危機に繋がります。

幸い、母は基礎体力があったのでしょうね。
薬を服用しつつも、自ら炎症を起こし、熱を上げて原因物質を燃やし、咳や分泌物によって排出する力がありました。

年齢を重ねると体内の水分量が減ります。
水分量が減るということは粘膜も皮膚も内臓も乾き、風邪のウイルスにやられやすいだけでなく、空気の汚染から気管支炎をこじらせ、肺炎に繋がる可能性もあります。

水分も意識して摂る必要がありますし、冷房が嫌いな高齢の方も多いですが、体温調整も上手くいかなくなりますので、適宜使っていくのも大切なことと思います。

実家はまだ庭があるので、土のお陰で照り返しも穏やかですが、マンションなどのコンクリートの建物、家の前はすぐアスファルト、な環境は今の時代、冷房はある程度必要になります。
(特に夜。昼間熱くなったコンクリートやアスファルトの放射熱が窓から入ります。夜は防犯も兼ねて、窓を閉めて、家の環境にもよりますが28℃設定で休むのが良いかもしれません)

母の明るい声を聞いて、少しホッとしています。


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