先日(5/14)にChageさんのファンクラブ「equal」のオンラインファンミーティングに参加しました。昨年も3回参加しましたのでこれで4回目のChageさんとの「おしゃべり」でした。

今度はどんな曲が聴けるのかとドキドキしていたLPレコードに針を下ろすあの瞬間。
友人の名前を20人以上借りてはがきで申し込んでも1枚も当たらなかったコンサートチケット。
テープがすり切れてしまうんじゃないかと思うほど見ていたVHSのコンサートのビデオ。
ファンクラブに入って初めて行ったBIG TREEツアーで聞けた「モーニングムーン」のあのイントロ。
いつも青春18きっぷや大垣夜行を使って遠征して参加した関東開催の特別なコンサート。

忘却の彼方に消え去ることのない若かりし日のそんな記憶。
それを思えばタブレット端末越しとは言え1対1でChageさんと「おしゃべり」をしている。
健康にここまで生きてこられて良かったです。大げさかもしれませんがそれぐらいの感謝です。
世の中のすべてのチャゲアスファン(「かつて」の人も含みます)がEqualに入会して参加するべきだと思いますよ。本当にすばらしい経験ですから。

昨年は主にビートルズについてお話をしました。去年の記事はこちらです。


今回はChageさんの作曲法について聞いてみました。「てるれのん」らしくちょっと音楽的に突っ込んでみました。
Chageさんはこういう曲調が好きなんだなと感じる時があります。これまでたくさんの曲を作ってきて『この(コード進行の)展開は前にも使ったな』とか『このメロディーラインは前にも使ったな』と感じる時があると思いますが、その時はどうしているんですか?
こんな質問をしてみました。
Chageさんのお答えはこんな感じでした。
私が「Chageさんらしいな、こういう展開が好きなんだろうな…」と話したら…

Chageさん「あー、半音とかね」
そおおおおおおおおぉ! そうなんですよ! 半音ですよ! ASKAさんもそうですですよねっ! と叫びたくなりました。
質問の後、Chageさんはこんなことを話してくれました。興奮していてうろ覚えなんで正確ではないですよ。悪しからず。

「昔はとにかく転調。転調しなければ曲じゃないってくらいに転調にこだわっていた。でも、最近はデビューの頃のように、原点回帰というか転調させることはあんまり考えていないかな」
「メロディーは前も使ったなって気づいたら変える。でも、てるさんなら
(てるさんって呼ばれたっ!涙涙)わかると思うけど、循環コード(例えば、ポール・アンカのダイアナのコード進行のC-Am-F-Gみたいな音楽理論の基本通りのコード展開のこと)でもいくらでもメロディーはあるから、コード進行はかぶってもあまり気にしないかな」
私はこう返しました。
「確かに『君に逢いたいだけ』も循環コードですよね」
Chageさんは
「あれはちょっと変えてるけどね」って。
わかってます。わかってますよ。「ビニール傘に」の部分ですよね、って返したかったけど黙ってました(笑)
私は続いて。
「Chageさんの曲はあり得ない転調をしていて『気持ち悪い』んだけどそこがクセになって『気持ちよく』なっていくんです。最近は確かにシンプルだけど、それでも『Love Balance』みたいにもうコード進行があり得なくて『気持ち悪い』んだけどそれがたまらなく最高に『気持ちいい』歌もありますね」
こんな風に伝えました。最高の賞賛の言葉のつもりなんですが伝わっているでしょうが?
Chageさんは「
最近は転調はいいかな、って思ってる。原点回帰の感じかな」と。
「てるさんは曲を作るの?」って聞かれました。
「職業柄、〇〇の場面でたくさん作ってます(ごめんなさい。ここは伏せ字にしますm(__)m)って伝えると…

「おおー! アルバム作れるじゃないですかー?」って。
恐れ多い恐れ多い恐れ多い恐れ多いです。ありがたきお言葉ありがとうございます。


「コード進行は同じでもメロディーはいくらでもある」

この言葉は家訓にしたいくらいです。

あっという間の3分ほどの1対1のおしゃべりでした。


他の参加者のおしゃべりも千差万別。どなたのお話も楽しいですよ。大爆笑必至です。
緊張してお話できそうもない、何を話していいかわかんない、って方もChageさんがリードしてくださってお話を振ってくださるので心配ご無用です。
私は次は誕生日月の9月参加を考えています。ぜひ、かつてチャゲアスファンだったという方、ASKA派でChageさんは「じゃない方の人」の意識って方、何を話したいいかわからないという方、ステージの上の人とあまり距離を縮めたくはないという方。どれもこれもよくわかりますが、ぜひ先入観を捨てて参加してみてください。Chageさんの魅力が再発見できますよ。ファンクラブに入会しないといけないのでちょっとハードル高いですけどね。

ちなみに。
7/10(日)のChageの細道の昼公演に参加できることになりました。
「細道」も通常のライブとは異なるステージと客席との心理的距離の近さが魅力でした。
本当に楽しみです。





追記
ASKAさんのことに関する過去の記事は今でも非常に多くのアクセスがあります。コメントもありがとうございます。
コメントは返さない方針でブログを執筆していますので返信はしていませんがすべて目を通しております。
過去の記事は「日記」のような存在であり、その時その時の感情の記録です。その時にそう感じていたのは事実ですので削除もしませんし、過去の感情を否定もしません。
現在も思うところはありますがASKAさんの音楽以外のことはもう書かないことにしました。
現在、ASKAさんに関するインターネット上の情報発信はすべて見ないようにしています。Twitterもタイムラインに流れてこないようにしています。つまり、ブロックしました。
なぜ? と聞かれても「見たくないから」としか言いようがないので答えようがないのですが、とにかくASKAさんが現在どういうことを発信しているのかを情報収集はしていません。
そんなわけですのでちょっと今はASKAさんと距離を置いている…、別居状態? ですかね。 
滅多に更新しないこのブログに毎日たくさんの訪問者がいるのは「ASKAさんのこと」について書いてほしいという期待があればこそだということは承知しておりますが、事情をご理解いただければ幸いです。