Chageさんのライヴツアー”feedback”に参加いたしました。長い長いライブレポートです。

誰かのために書くというよりは自分のために書きます。書かなきゃ忘れてしまいますしね。忘れたくないから書いておきます。長いので無理にお付き合いしなくても怒らないです。

 

さて、私は2公演に参加しました。

初日の8月31日(土)の名古屋公演@Zepp Nagoyaと最終日の9月15日(日)の大阪公演@Zepp Osaka Baysideの2つです。

1週間が経ち冷静さを取り戻して改めて思います。いい選択でした。

初日と最終日。ギターが芳賀義彦さんと西川進さん。2階の立見席と1階席。Chageさんの通常の声と不調の声。

この10年くらいのC&A関係のライブではNo.1だったかな…。個人的には。あくまで個人的な感想なんで異論はあるでしょうね。でも私にとっては1番でした。

 

Chageさんのツアーならば2014年のequalも特別な思いがありますが、どうしても「あのこと」と切り離せないものになっています。今回も「あのこと(その2)」が直前にあったわけですが。

まだ複雑な思いでいる人がいることも承知の上で正直に申し上げますと…

「そんなことはどうでもいい」

8/31の名古屋公演終了後にはそんな思いに至りました。9/23の今でも同じです。

 

曲目は次のとおりでした。

1.Kitsch Kiss Yeah Yeah

2.たどりついたらいつも雨降り〜あの時君は若かった

3.勇気の言葉

4.Hello

5.蛍

6.Mimosa

7.二人だけ

8.夢の飛礫

9.Well,Well,Well

10.もうひとつのLOVE SONG

11.夢

12.あきらめのBlue Day

13.ふたりの愛ランド

14.好きさ好きさ好きさ〜悲しき願い

15.Love Balance

16.NとLの野球帽

 

E1.Knockin' On The Hill

E2.Graduation

E3.Windy Road

E4.Kitsch Kiss Yeah Yeah

 

ここからは名古屋および大阪公演の記憶を手繰り寄せたごちゃまぜレポートです。

 

ステージにバックには最新アルバム『feedback』のジャケット。ステージには赤いリッケンバッカーのギターが置かれスポットライトが当てられています。

会場BGMは60年代のマージ―ビート調の洋楽です。これも『feedback』のコンセプトに沿ったものですね。

 

初日の名古屋公演は「あのこと」が起きたことで衝動的にGetしたまだかろうじて残っていた立ち見席のチケットでした。その後にすぐSold Outになりました。

そんなわけで2階の立ち見の整理番号37番という神席には程遠いチケットでしたが、入場後はグッズなどには目もくれずにすぐさま2階に行ったおかげでリッケンバッカーのほぼ正面を確保できました。2列目になることも覚悟して靴底が厚いブーツを履いてきたこともあり、邪魔するものは何もなくステージや観客席を見渡すことができました。

2階席の前方には川島ケイジさんも来られていました。すぐに気づきました。ケイジさんも独特の雰囲気を持っていらっしゃいますね。ライヴ中も手拍子や振り付けなども他のファンと一緒に楽しんでおられました。

 

開演時間が近づきゾンビーズの「I love you」(好きさ好きさ好きさ)が流れ始めました。そろそろだな…、と心構えをしているとBGMの音量が上がりバンドメンバーが登場。そしてChageさんがステージ中央に登場しリッケンバッカーのギターを抱えるとギターのフィードバックの爆音が鳴り響きました。

 

「Kitsch Kiss Yeah Yeah」

誰もが予想したとおりの1曲目。Chageさんの衣装は『feedback』のジャケットと同じ黒っぽいスーツに赤いジャケット。そこに赤いリッケンバッカ―のギターです。ジャケットの再現です。

名古屋では芳賀さんが西川さんのギターのフィードバックを再現されていました。

大阪ではこの時点で声の異変を感じましたね。「あ、風邪引いてるな」ってすぐに思いました。

そして、次の曲も予想通り「たどりついたらいつも雨降り〜あの時君は若かった」

イントロの「オオ!オオ!」では両手を前に差し出すポーズをYukoさんが煽ります。そんなわけで初日の名古屋から「オオ!」は会場が声を出して両手を挙げていました。

声の調子が悪かった大阪公演では「あの時君は若かった」のサビのロングトーンが伸びず。Yukoさんのコーラスのサポートに助けられた印象でした。

 

ここでMC。名古屋公演の翌日の報道でも取り上げられていたデビュー40周年への感謝。ASKA脱退騒動を受けてのコメント。名古屋も大阪も同じ内容でしたがやはり初日の名古屋の方が緊張を感じました。これは観客も含めて。報道陣もいましたしね。

大阪では客から「声、大丈夫?」という声がいくつかかかりました。聞き取れなったChageさんが「何?」と聞き返し、一斉にファンから「声、声」(イントネーションは関西弁の「こ↑え」です)。忖度なしの関西ファン(笑)。ASKAさんのライヴでは本人からの「風邪引いたー」に「がんばってー」の声がかかった気がします。Chageさんのライヴでは一斉に「こ↑え!」のツッコミ。どっちも愛されてますね。愛され方が全然違いますが。

Chageさんは「大丈夫! 戻していくよ」って答えてくれました。実際、そのとおりでした。

 

MC後はMULTI MAXの2曲「勇気の言葉」「Hello」

「勇気の言葉」は2010年のチャゲトルズ「まわちき」ツアーから披露されているアレンジです。間奏が短いVersionです。そして、オリジナルアレンジに近い「Hello」。これはイントロだけで会場が温かくなるんですよね。コーラスのYukoさんがいらっしゃいますのでマルチの楽曲も違和感なくセットリストに入ります。

 

そして、ここでMCが入り着席が促されました。立ち見の名古屋では座れませんでしたが。

ベースの山田直子さんがウッドベースに持ち変えましたのでジャズコーナーだなと思いました。おそらくは「螢」か「紫陽花と向日葵」のどちらかが来ると予想していましたが…

「螢」が来ました!サイケロックからポップなサウンド変わって一気にジャズへ…。そしてもちろん「Mimosa」が続きます。

 

さて、ここでバンドの話をします。西川さんと力姉さんはもう言わずもがなのバンドの大黒柱ですが、ここ2年の参加のギターのKBさん。彼のギターに対していろいろとご意見がある人もいらっしゃるようです。確かに西川さんや啓介さんのような個性的なギタリストに比べると突き抜けた部分は欠けます。でも私はKBさんのいいところは器用なところだと思うんですよ。ロック的な速弾きもこなすと共に「Mimosa」のようなジャジーなアコーステックな感じもそつなく弾かれます。特徴がないところがKBさんのいいところだなぁと最近思います。Chageさんの楽曲はなんでもありです。なんでも弾けるからこそ最近のツアーやイベントで毎回バックを務めているんだと思います。

次にベースの山田直子さん。山田直子さんは90年代のいわゆる「イカ天」バンドのNorma Jean出身なんですよね。デビュー曲の「GET A CHANCE!!」はオリコンTOP10にも入りました。私とほぼ同世代です。私も当時バンドやってましたし…。懐かしいな~。

YouTubeにはいくつか動画がUPされてますね。左のベースが直子さんですがまだ19歳。

昔話はともかく、私は今の彼女のベースが大好き。ゴリゴリの固い音でちょっと突っ込んでオブリガートを入れてくる感じ。自己主張の強いベースです。最近のChageさんのサウンドにぴったりだと思いますし、西川さんとの相性が最高です。正直に言いますとこの先ずっと山田直子さんがいいです。それくらい彼女のベースはいいです。好きです。

ドラムの大島直美さん。ちょいと調べてみると私が好きなドラマー山下政人さん(私が今でもライヴに通っている90年代から活躍されている井上昌己さんのバックで叩いていました)の教え子なんだそうな。こんなところでつながってくるんですね。音楽って縁だな~。京都で長年活動しているMiss.Grooveというファンクバンドで叩いているという直美さん。スネアの音のチューニングが高く、スティックのアタックもソリッドというか軽い感じで独特の音です。ハードロック的な重たい音を出すドラマーと組むことが多かったChageさん。これまで組んできた方とはタイプが異なるドラマーだと思っています。強いて言えばチャゲアスの今泉さんに近いかな…。強いて言えば、ですよ。とにかく跳ねるリズムの楽曲にハマるサウンドを奏でますよね。

こちらもYouTubeにMiss.Grooveの動画がありました。ね、やっぱり跳ねたファンク調でしょ。

さて「Mimosa」に続いてMCを挟み「二人だけ」へ。キャロルのカバーです。キャロルのオリジナルはギターバラード。ChageさんVersionは力石理江さんのシンプルなピアノ伴奏のアレンジ。このピアノは簡単なフレーズであると同時にめちゃめちゃ難しいです。音数も最小限でひたすら4分音符を弾き続けるのですが、あのテンポをメトロノーム代わりになるドラムもなしに完璧にキープするのは並大抵のことではないです。そしてシンプルな演奏だからこそChageさんの生の歌声の凄さが味わえる楽曲です。そりゃ名古屋公演の歌声は最高でしたが、大阪公演でのかすれ声の囁きもそれはそれで乙なものでした。そして、KBさんがキーボードで奏でるチェロのサウンドも上手くはまっていました。

 

そして前半のハイライト「夢の飛礫」。チャゲアスの2001年のシングル。私はチャゲアスのファンクラブTUG of C&Aの公式Webサイトのプロフィールのチャゲアスで好きな歌3曲にこの歌を書いていました。ちなみに他の2曲は「終章」「光の羅針盤」。イントロだけで号泣できますが「やりきれぬ想いも たおやかに」「に」の音の転調で最高に泣けますあの「に」の音の素晴らしさを肴にどなたか一緒に呑みませんか?

「やさしい未来であるために わたしがあなたに今できること」

だから、歌ってくださってるのかなぁ(泣)

大阪公演では「歌うたびにいい歌だなぁって思う」なんて言っていました。同感です。聞くたびにいい歌だなぁって思います。

 

さて、頬を伝う涙を拭ったらロックショーのスタートです。

「30分はあるよ」との煽りで期待もMAX!

最初は「Well,Well,Well」。MULTI MAXの1994年の同名アルバム収録曲。この歌を聞くと1994年末のマルチの日本武道館公演を思い出すんですよ。確かTUG of C&A限定だったかな…。ライヴ後に九段下の駅から地下鉄に乗ったら乗り合わせたファンの女の子たちがこの歌が好きと話していたことが印象深く記憶に残っています。あの女の子。今でもChageさんを好きでいてくれてるのかな。今では女の子じゃないけど私の中では今でも「女の子」。

続いてもう定番曲になった「もうひとつのLOVE SONG」大阪公演ではこのあたりから喉も温まってきてパワーアップしてきた感じでした。…というよりも「無理をして思いっきり出した」というのが正確でしょう。しばらくライヴはないので声がかれることも厭わなかったのだと思います。

次の曲のイントロが流れると名古屋では悲鳴ともざわめきとも言い難い歓声があがりました。私も思わず声をあげましたから。チャゲアスの1992年の『GUYS』収録曲の「夢」です。オリジナル通りのアレンジでした。ハードロック調にアレンジされることが多かったのですが、今回はあの浮遊感のあるシンセの音色が力石姉さんによって再現されていました。ASKAパートもYukoさんによって歌われました。素晴らしいサポートでした。まあ、あの粘っこさは本家にしかできないものなので、そちらは「いつか」に期待します。期待させちゃいけないからこその脱退宣言であっても期待するのはこっちの勝手ですから勝手に期待しておくのです。

続いてファンミで予告していた「あきらめのBlue Day」イントロのリフはKBさんが弾いていたような…。合ってるかな、私の記憶。とにかくこれもオリジナルを再現。あのステップも再現。この歌も頬を涙が伝いました。不思議ですね。1988年の「恋人はワイン色」のカップリング(「B面」の方がしっくりきますね)。かっこいいよね。ホントにこの歌。当時はそこまで好きじゃかなったのに。どんどん好きになるなぁ、この歌。「夢」と同じようにASKAさんの粘っこいハモリはYukoさんが担当。本当にYukoさんは有能です。キーも広いし、声量もあるし、ピッチも完璧だし、お茶目で可愛らしいし

続いて「ふたりの愛ランド」チャゲトルズVersionがどんどん進化しています。最後のサビ繰り返しでお囃子風になるのが良き良き。30年ほど前は完全に封印曲だったのに(笑) ラジオでもChageさん、かけるの嫌がってた印象があるのにね。それが今や完全に定番化。チャゲアスのライヴ後半の「YAH YAH YAH」みたいに、イントロだけで「キターッ」って興奮すると同時に「ライヴが終わっちゃうー」って寂しさも同居する感じ。この感覚は共感求む。

そして『feedback』より「好きさ好きさ好きさ〜悲しき願い」さあ、失神するぞ! いやいや、やっぱりやっちゃうステッックを真似しての「お前のすべぇてぇぇをぉ~」。

これもツアー中に進化していったようで、大阪公演ではマイクスタンドを刀に見立てて客席を切っていました。ちゃんと「あ~」と切られる大阪の客。

そして、これは私見なんですが…。

関西人だからって面白いわけじゃないんですよ。関西人だからってノリがいいわけじゃないんですよ。でもね、関西人はこうだ…、っていうイメージがありますよね。それに合わせる努力をしている人も多いはずです。知識としてのボケ・ツッコミについては幼いころより細胞レベルで染みついているのは事実。でもシャイな関西人もいるんですよ。

何が言いたいかというと、サービス精神旺盛にちゃんと切られて「あー」と悶える関西人は偉いということ。私も含めて。

ここまでおよそ30分間のロックショー。

そして『feedback』より「Love Balance」変な歌ですが名曲。褒めてます、もちろん。でもね、この半音下がるコード進行ってASKAさんが好んで使ってきたんです。古くは「南十字星」とか「あの娘にハレルヤ」とか「MOON LIGHT BLUES」とか「声を聞かせて」とか「DO YA DO」とか、とか、とか。実はこの歌… ASKAさんリスペクト? って思ってるんですが。個人的見解です。

本編ラストは「NとLの野球帽」今回はオリジナルとセルフカバーの融合的なアレンジでした。

「なくしたものは景色だけさ 一緒に歩かないか」

言葉とは、音楽とは、その時その時に意味が生まれる。そんな気がします。また新しい意味が生まれたかな。

 

アンコール。ツアーTシャツに着替えての登場ですがChageさんはバックプリントになっていたジャケ写が前にプリントされたもの。

1曲目は「Knockin' On The Hill」名古屋とは縁が深いこの歌。2012年のツアーの初日。しかも、同じZepp Nagoyaの1曲目がこの歌でした。Chageさんは完全に歌詞が飛んでしまいほぼインスト曲になってしまったことがあるんです。私はその名古屋公演に参加していました。そんなこともあり、名古屋公演では「リベンジ」だと言ってましたよ。無事リベンジを果たしました。

オリジナルの啓介さんのギターリフは名古屋では芳賀さん、大阪では西川さんが弾いていましたがフレーズを少し変えていました。チョーキングの感じを変えていました。わざとかな? それとも啓介さんのあのタメのあるチョーキングって独特なのかな?

そして、続いてはちょっとしたサプライズでした。光GENJIに提供した楽曲のセルフカバー「Graduation」です。元は1987年の光GENJIの2ndシングル「ガラスの十代」のB面曲として発表されました。後に発売された1stアルバムではアルバムの最後に収録されました。光GENJIファン、そして、ジャニーズファンの中でも名曲として歌い継がれてきました。春のファンミーティングでアコースティックVersionで歌って好評だったことから今回のアンコール曲に選ばれたのでしょう。光GENJIのオリジナルとまったく同じアレンジで披露されました。チャゲアスの「モーニングムーン」なども編曲した佐藤準さんの巧みなアレンジが光ります。曲の終わりのコード展開が好きです。あっ、そういえばこの歌もサビに半音進行がありますね。

ずっとずっと前から言い続けてきました。めっちゃいい歌やから絶対にセルフカバーすべきだ、と。ようやく願いが叶いました。

 

最後はもちろん「Windy Road」ファンクラブからは秘密指令がありました。「黄色の紙飛行機(ミモザの花の色)」でステージを埋め尽くせ。

今回は初日の名古屋に参加できたこともありChageさんの驚いた顔も見ることができました。しばらく歌えなくなるほどの驚きっぷりでしたよ。最終日の大阪では逆にガサゴソと紙飛行機を取りだすファンの姿をのぞき込むChageさん。どちらも黄色に埋め尽くされたステージで満面の笑みのChageさんとバンドメンバーを見ることができました。

そして、これで終わりかと思いきや、まさかの「Kitsch Kiss Yeah Yeah」の再演。最後は「ゲチャゲチャゲチャゲチャゲ」に言い換えてのダブルアンコール的な粋な演出でした。

以上、およそ2時間半のロックショーでした。

 

ここまで長い長い長いレポートにお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

改めて思うのです。

今回のChageさんのツアーも「40年のありったけ」だったんですよ。よくよく考えれば。

ASKAさんが提供曲の「CRY」をセルフカバーしたように「Graguation」をセルフカバーしました。

最新曲を柱にしながら過去のソロ曲のみならず今歌いたいチャゲアス曲をセレクトしました。

もちろん方法、手段、演出やアレンジの方向性など大きく異なっている部分があります。でも、意識としては同じ部分もありますね。

まあ、大阪公演で声の不調が出るところまで… っていうのは偶然ではありますが。

喉の不調をうまくかわしながら後半の聞かせどころではしっかりと出してくるところも似ています。

ASKAさんの大阪追加公演が「ガサガサ」の声だったとするならば、今回のChageさんの大阪公演は「カサカサ」の声って感じ。両方行った方ならばわかってもらえるのではないでしょうか? わかりにくいかな?

私はこの20年ほどに行ったASKAさんのライブで、喉が好調だと感じたのはROCKETツアーくらいです。WALKもFACESもシンフォニックも、古くはKicksも含めて声が出ていないと感じるものが多いです。大阪や神戸、京都公演が中心なんですが、当たりが悪いなぁといつも思います。

声が出ていなくても魂が込められた歌声で感動した…、という感想もよく聞くのですが、正直なところシンフォニックの京都はがっかりしました。「ありったけ」大阪追加公演はシンフォニック京都よりは出ているように感じましたが、2回連続か…との落胆を隠すことはできませんでした。

今回、Chageさんの大阪公演は本人も認める喉の不調でした。すぐに「あれっ、今日は調子が悪いぞ」と気づきました。最初は心配でした。2回目の参戦で曲目もわかっていたので、この歌は高音が伸びてないなぁとか、次の歌のトップの音出るかなぁとか、なかなか集中することができませんでした。ただし、後半は楽しめましたね。これはASKAさんの大阪公演でも同じことが言えました。京都は最後まで集中できませんでしたが…。

Chageさんの不調って音源で残っているもので言えばMULTI MAXのOki!Doki!の映像・音源あたりがそうですね。完全に風邪を引いた状態で歌っています。ライブを全編収録したのに当時はドキュメンタリー風に変則的な形でしかビデオ化されなかったのもそれが原因だったのかもしれません。

そう考えるとChageさんが歌に差支えが出るほどの喉の不調で臨むライヴってレアなんですね。ソロでは記憶にない。

2000年以降のASKAさんの喉の不調時はChageさんの絶好調の時期でした。25周年のお台場の熱風コンサートの「魅惑」のパフォーマンスなんて凄まじいです。オリジナルではASKAさんが歌ってた高音パートをこの時はChageさんが歌ってます。このことを指摘する人ってあんまりいないんですよ~。ビデオがある人はCDの音源や長髪の飛鳥さんの頃の映像や音源と熱風コンサートの映像を見比べて、聴き比べてください。メインとコーラスが入れ替わってますよ。

まあ、それほどレアなカサカサなChageさんのお声を聞けたと思えば、貴重なライヴだったのかな。

次は絶好調がいいけどね。名古屋は好調だったから両方聞けたと思えば、まあいっか。

 

次は大阪ビルボードのNew Year Party。誕生日のお祝いもできるかな。

その前日にはASKAさんの大阪フェスティバルホールにも行きますよ。

 

では。