さて。バイクに、クルマに、自宅のエクステリアの洗浄にと今や生活に欠かせなくなりつつある高圧洗浄機ですが、
ウチのは8~10年前ぐらい前に買った定番のケルヒャー製。これが、ある日突然スイッチが壊れてオフにしても切れない状態になりました。
(ヘビーデューティな使用はしてませんがね)
で、色々調べてみるとスイッチ故障はどうやらケルヒャー?高圧洗浄機?の持病みたいです。
因みにメーカー修理に出すと送料込み26,000円ほどかかるとか。💦
そこで...
動画サイトからの情報をもとにDIY修理に挑戦してみることにしました。
先ずは、分解。
裏のカバーのトルクスネジを沢山外して機械本体を取り出し、
そしていよいよ本体の解体です。
この白いケースが電源ユニット。
一次分解完了の図。
(画像中央のコードに繋がる白黒のモノが電源ユニットです)
電源ユニットを外した本体。
電源ユニットを分離させたらあとは、
電源ユニット内のスイッチボックスを取り外します。
これが電源ボックス内に使われているロッカースイッチと呼ばれるものです。
そして中身を確認してみると、やはり接点部が焼き付いていました。
定格 20A 125V AC ロッカースイッチ。
数値的には問題の無いものです。
(4個でたったの1,300円!)
コレのフタを開けて、元のスイッチからスプリングを移設して閉じました。
あとは、元通りに組み直すんですが、
この3つの突起のある蓋の部分が問題でした。
4本の周りのボルトは一旦仮締めして後で脱着する必要があって。💦
と言うのも、蓋の裏側にはグリスでコテコテな強烈なスプリングが3本もあって閉じるのに一苦労。そこへ構成される部品を押し付けながら組み付けないとダメなのです。
それでも何とか元通りに組み直して、
電源はオフにしたら切れてるし、見事に修理成功です❗️
と、喜んだのも束の間。
また、不安定な状態に。
結局、分解組み立てを何度か繰り返してやってみたものの、またスイッチが焼き付いたようで電源が切れなくなりました。
交換したスイッチボックスを開けてみると、きっちり焦げてましたよ。
両方の先端が焦げています。
いやはや、コレは恐らく電源ユニット本体(基盤?)が原因かと思われます。許容範囲を超える電流が一定時間以上流れてスイッチが焼き付いてしまうというものかと。要するに電源ユニットごと交換しないと直らないんでしよう。
と言う事で、このDIY修理は全くの
徒労に終わりました。
何日か後には新しいケルヒャーが届きます。
今度はダウンサイジング。水圧変わらず持ち運びが楽なK2サイレントにしましたけど、昨日は何だかなぁな日になりましたよ。
※教訓.
今まで問題なく使っていた電化製品のスイッチの焼き付きは、スイッチボックスそのものより過負荷になる原因を取り除かないと直らないという事。考えたら当たり前かも知れませんが、スイッチボックスだけ入れ替えると直るような情報は、全く確実性が無いですね。
そいいや、某大手ショッピングサイトで一個400円しないスイッチボックスを(多分スプリング嵌めただけ)送料込み5,000円のぼったくり価格で販売。ケルヒャーの修理にと謳っているストアを目にしました。ケルヒャーのDIY修理を検討中の方はお気をつけ下さい。
おしまい。
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