先日のツーリングでのドライブレコーダーの録画内容をチェックしてみたら、常時録画されていなく断片的、いや、大半が録画されていませんでした。




 


セローに使っているのはデイトナのDDR-S100。

 もう次のモデルにチェンジされているし、何年も使っているしでとうとう機械が壊れたのかなと、こういう時は思いがちなんですが...

 

実は、micro-SDカードに問題がありました。


知っておられる方も多いとは思いますが、SDカードには書き込み回数に寿命があってエラーは良くある話なんですよね。

 

因みに、SDカードやmicroSDカードなどのメモリ製品には、「NAND型フラッシュメモリ」と呼ばれる不揮発性の半導体メモリが使われていまして、「NAND型フラッシュメモリ」には3つの記録方式があって「SLC」「MLC」「TLC」の3種類が存在しています。

 

書き換えの回数の上限は、SLC(Single Level Cell)チップは5万回、MLC (Multi Level Cell) チップは3,000回、TLC (Triple Level Cell) チップは1,000回と言われています。

 

従って耐久性に最も優れた記録方式が「SLC」、続いて「MLC」が高耐久。3種類の中で最も耐久性の低い記録方式が「TLC」になるんですが、今回使用していたのはその「TCL」ゲッソリ💦

間に合わせに突っ込んだSDカードですが、取り換えるタイミングを逃していました。笑い泣き

 

尚、「SLC」が使われているメモリーカードは数少なく、産業用・工業用などの本格的な用途に限って使用されているケースがほとんど。個人ユーザーが使用するメモリーカードの大半は安価で耐久性がもっとも低い「TLC」が使われています。


高耐久の「MLC」を使った製品はTCLより少数ですが、「MLC」は、「TLC」と比較して「書き換えに強い」、「書き換え後の保存性に優れている」といったメリットがあるだけにTCLに比べて若干値が張っても「ドライブレコーダー」には推奨される記録方式のメモリなんですよね。

 



ということで、この際メモリーカードをMLCに交換しておくことにしました。いざというときに役に立ってもらわないと困りますからね。💦

 ※画像はサンプル

 



さて、何だか今回はうんちく話になってしまいましたが、これにて。笑い泣き