ここのところ何かと用事があってツーリングに行けていないのですが、バイクのメンテは怠らずにとXSRのプラグ交換をしました。
特に調子は悪く無いんですが、4千キロと早すぎる交換です。
プラグは、デンソーのイリジウムプラグから評判のNGK・MOTODXへと交換です。
このプラグは定価2,200円/1本とまあまあなお値段ですが、持ちが良いとのことで試してみることにしました。
さて、プラグ交換作業ですが、実はこのエンジンはかなり面倒なので有名。💦
先ず、タンクカバー外してタンクを外して...
次に、二分割構造のエアクリボックスを外し、2次エアバルブのパイプ類も外さないとイグニッションコイルまで辿り着かないのです。
ボルトやビスは20本以上外し、エアインテークバンドに、ホースだけでも7カ所コネクターは2カ所外しました。
上物全部外したところ。
並べると、まるで遺留品か古代土器の展示物?
パックリと穴が空いたようです。
尚、左上のドラレコのハーネスの束も、この際カットして綺麗に纏め直します。
で、ようやくプラグまでのアクセス可能になったんですが、このイグニッションコイルを抜くのが一苦労。滅茶苦茶固いというか、前傾したエンジンなので斜めの状態で刺さってあるのために力が入れ難く、やっとの思いで引っこ抜きました。💦
そしてプラグの脱着です。
元のプラグは光の関係で写真ほど黒くなって無かったです。
尚、プラグ交換直前はプラグホールをエアーで吹いてから。
ゴミや遺物が入るとエンジン壊れてしまいますからね。念の為。
慎重にプラグを装着したあとは、検査ミラーで確認。
こんな感じです。
※プラグの締め付けトルク13NM
束になったハーネスもカットして結線し直し、
エアフィルター(純正品)も新品に交換しました。
ただ、コレもあまり汚れていませんでしたけど。
ふぅー。やっと一連の交換作業完了です。
それにしてもエアクリーナーボックスがデカいですね。(上蓋は10本のビスで密閉)
インテークの真ん中だけ上向いてるのは何か意味があるんでしょうかね。何にしても個性的な作りです。
最後にエアクリボックスの上蓋とタンクをセットして元通りに組付けて完了です。
と、言いたいところでしたが、
エンジンかけるとエンジンチェックランプが点灯し排気音も変。
何れかのシリンダーに火が飛んでいないのが明らかです。
念のためOBD2診断ツールを接続してコードを確認したら、やはりイグニッションコイルエラーと出ました。
あーあ、また一からやり直しですよ。奥さん。
全部外して組み直しでございます。
プラグもコイルも再脱着して確認したところ、どうも一番左のプラグの火がちゃんと飛んでいないことが判明しました。
うーん。もう一度きっちり組み直して治らなければイグニッションコイルの不具合ですが、たぶんコイルの取付が甘かったんでしょう。
とにかく再セットアップをしてOBD2診断ツールでエラーフラグを消去。再始動したところ元気良くエンジンがかかりました。
いやはや、今度こそ完全に作業完了でございます。
おしまい。