新型セローの出力特性に不満はないものの、以前のモデルから定評のあった「SP TADAO POWERBOX」を試したくなり先日購入しました。
ビニールに覆われて見難いですが、新型セロー用のPOWERBOXはその特徴だったチャンバーが着いていません。
前期型の評判はすこぶる良かったPOWERBOXですが、今回の新型用は情報がまだ少なくどんなものなのか?とても興味が湧いてきます。
そして本日。早々換装作業をいたしました。
交換作業ですが、前期型になかったO2センサーの脱着以外はすべて一緒。細かい作業手順は他のブロガーさんが山ほどアップされておられるので割愛しますが、
ざっくり言いますと、純正エキパイとサイレンサーを外して
コイツに元のO2センサーを装着して純正サイレンサーに嵌めます。
ルックスは明らかに向上。錆の心配もなし。
ただ、一つだけ誤算だったのは、サイレンサーとの連結がスンナリと嵌らず手間取ってしまったこと。
液状ガスケットを塗り過ぎたせいかな?
液状ガスケットを塗り過ぎたせいかな?
組み込みが終わりあとは、排気漏れのチェックをして完了です。
エキパイの上から火傷防止の純正カバーを装着するので、横からだと良く見ないとわからないレベルです。
そして、肝心のインプレ。
素人レベルですが想像した通り(心配した通り?)、まず、アイドリングからのクラッチミートでの極低速域のトルクが少し落ちたと感じます。
純正だとクラッチスタートが楽々で、コーナーの立ち上がりなんかはドドドっ気持ち良く力強く走ってくれるんですが、これに換えてからは何か排気量が減ったかのような弱さを感じました。
グロムの走り味と変わらないようなそんな感じというか。
ただ、その代わり?4 ,50km/hからは段々トルクが盛り上がって、70km/hぐらいの速度域に達すると結構パワフルに変貌。この辺りは純正より良く走るなと感じた部分です。
総評として、.このエキパイの特性はオンロードで飛ばして走らすには良いかもしれませんが、オフロードでは純正の方が低速での粘りがあって乗りやすいかと思います。
低速域を楽しめるバイク。私は、セローらしさは純正にアリって印象を持ちました。
錆びやすいけど、既に純正に戻そうかと早くも思い始めています。
錆びやすいけど、既に純正に戻そうかと早くも思い始めています。
何やってんだか。
【オマケ画像】