ポール・マッカートニーが、「ビートルズ最後のレコード」をリリースすることを明らかにした。
人工知能(AI)の技術を駆使し、ジョン・レノンが残した音源から声を抽出して完成させたという。
まだ曲名はわからないが、ジョン・レノンが亡くなる直前に、「ポールへ」とのラベルを貼ったカセットテープを残しており、その中の1曲とのことだ。
盟友に託した歌声が、もうすぐ私たちのもとに届く。
ポール・マッカートニーは、ビートルズの解散後、何をすればいいのかわからずに落ち込んでいた。
音楽そのものをやめようとさえ一時思ったと告白している。
ずっと一緒だった仲間たちとの別れも響き、酒におぼれることすらあったという。
しかし、その後、活動を再開、今も歌い続けている。
ジョン・レノンもソロ活動でたくさんのファンを魅了し続けたが、名盤「ダブル・ファンタジー」を発表してまもなく凶弾に倒れた。
音楽史に名を刻んだこの2つの才能が、解散から50年あまりのときを経ていま再び「共演」することになった。
楽しみで仕方ない。