本日のブログは、ちょっと日常のこと。

 

よく、家のことを聞かれるんですよね。

「なんでこんな時間かかったの?」「なんでテントだったの?」

 

 

昨年度家を建てるにあたり

1年間。テント生活をし

どういう暮らしをするか考えてみたかったのと

風がとても強い地域だということを近隣の方から言われていたのでどの程度か季節一周しておきたかった。

一月の半分はテントで、もう半分を家で仕事という生活をしてました。

おかげで家にいる時はほぼ机に齧り付いてオーダーをこなしていた気がする。。

 

そして半年以上かけて設計をし

(簡単な間取りソフトを使って間取りを書いて、それをもとに設計してもらった)

 

間取り考えたの、多分20案くらいある。

風の向きを考えた窓の開く方向だったり、ドアの位置、壁の配置。

かなり時間をかけて考えた気がする。ただただ必死だったので、記憶も曖昧。

 

そして中途半端な棚一つない家で納品してもらった我が家。

 

なんでこうなった??ってよく言われるんです。

 

私たちの考えとしては、家は暮らしながら出ないと見えてこない問題点が沢山あるということ。

実際、触れてみないと、活動してみないと分からないことが絶対にある。

という考えから

あえて、いろんな余白を残した家づくりということを意識していました。

 

照明もダウンライトなし。

ほぼ全部がダクトレール。

おかげで電気屋さんから「店舗かと思ってた」と言われました(笑)

 

だって、生活する中で照明位置も絶対変わるし

その時に、この場所に欲しかったのに!となりたくなかった。。

あと、ダクトレールだったら植物を吊るしたりいろんなことが一応可能なので

選択肢の幅が結構幅広く取れるのもいいところだと思ってます。

 

棚を作らなかったのも、自分達の物量がはっきり見えてからにしたい。

あと、急いで考えさせられたもの、定型のもので満足するものがないと分かってた。というのが理由です。

棚があるっていいよね。ってほんとに思いましたよ。作ってて。

ないと本当に床が物で溢れる。

 

家で最低限水回りは完成させないと納品できない!と言われてしまったので、水回りは全部こなしました(笑)

まあ、それでも棚は作りませんでしたけどね。。!(意地でも作らなかった。クローゼットもスケルトン)

 

何度も棚なくて大丈夫ですか?って聞かれましたw

 

おかげでこの半年間の思い出って棚作りです(笑)

我が家はほぼ、可動棚

これも物の数だったり、大きさが変わったときに変えれるようにとの考えあってのことです。

作り付けの棚が使いにくくて。。(賃貸の時にそれで結構痛い目にあった)

 

元々ものづくりの家に生まれたということもありますが、パートナーも納得したことしかしたくないタイプだったので

変なところで考えが一致しました。

 

おかげでお互いが納得しないエリアはいつまで経っても出来上がりません。。

 

基本テントの時に思った「屋根と壁で雨と風が凌げるって素晴らしいんだな」という考えがあるので

どんな家の状態でも、満足度が高いよねーって話してます(笑)

 

 

時間をかけたっていいじゃない。ゆっくり作っていこうよ。が私たちのモットーです。