初めて韓国語に出会いました | LENヒデ 日韓の絆ブログ

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日本と韓国 無知識から来るこころの溝を 
少しでも埋められたらという願いをこめ 
スタートした レストラン マルシェの新ブログ。
아무거나 있어도 형제끼리

それは、ほぼ偶然の出会いでした。

2年半ほど前、ネットサーフィン中にGyaoサイトで「トンイ」にぶつかりました。
まったく韓国語を知らない私の耳に届いてくるのは 日本語字幕とよく似た、あるいは同じ韓国語。
しかも語感は、頭の中での勝手な理解を大きくは踏み外すことなく、なんだか実に違和感無く溶け込むのです。
「・・・・韓国語って こんなんだったんだぁ」

その翌日からNHKハングル講座、オンラインフリー韓国語学習サイトなどを視聴、本腰を入れて韓国を学ぼうと心に決めました。

それまで当レストランで 英語と日本語の無料学習の場=LEN(language-exchange-night)を毎週 定期で開催していたのですが
参加者の目的や思いはさまざま。協力を得て ひとつの形を維持することがだんだんと難しくなっていました。


英語ネイティブの多くは個人主義的傾向が強くて、彼らの情緒を理解することは とうとう最後までできませんでした。
それには、もちろん私自身の英語力が及ばないということもあるのですが、英語という言語の特性、たとえばYes,Noをはっきりさせようとする志向が
国民性(民族個性)の形成といったことにも大きくかかわっていると思うようになりました。

英語はそれゆえに、要件の伝達や物事の決定といったビジネスには最適な言語といえます。
逆に感情のやり取りのような、あいまいで幅のある心の領域を表現するのには不向きなのかもしれません。

私にはそう思えたのです。

英語圏では誰に対してもYouという人称代名詞を使いますが、私は気に入らないやつから「You~」といわれたら「お前は~」のように感じてしまいます。
韓国も日本も2人称主語は、あらたまる場合を除き ほとんど「あなた」は使用しません。あなたといわれたらそれだけで緊張するでしょう。
もし必要であれば相手によって実に多種多様なYouを翻訳します。

わずか一単語の選択にも 話者の知恵が求められ、選択された単語のいかんによって すでに相手への感情が表現されているのです。
そのうえ敬語、丁寧語、謙譲表現がいかに適切であるかによっても 話者の教養やひととなりが露見することになります。

こうして韓国語を少し学んだことで 英語には無い日本語の奥行きの深さを再発見することができました。
日韓語は共に 単純粗野な人間ではまともに使いこなすのも難しい言語です。
それゆえに、世界の共通語には決してなれないけれど だからこそこれらを学ぶ楽しみも倍増するのかもしれません。