ふと、標題の本を4、5年くらい前に読んだのを思い出した。
部屋を探せば出てくるかもしれない。
城山三郎さんの、奥様を亡くした時の実話だ。
内容は、記憶が曖昧だが
今も思い出せるのは
娘さんが父の表現を
「父は半身が削がれたように生きていた」
と、例えていた。
それくらいの喪失感と悲しみ。
彼が初めて奥様に出逢ったとき
「妖精が現れた」
と。
誰しもがそのような出逢いをするわけではないだろうし
妖精という喩えにはそぐわなくても
大切なひとに出逢えたなら
やはりそれは妖精を見るくらいの
「奇跡」
だと思うんじゃないだろうか
必然とか運命だと思うひともいるだろう
愛に溢れたひとといると
暖かい気持ちになる
自分まで、さもそういう人間なんだと思えるくらい
そして、憧れる
教わる
でもきっとそういうひとたちも
生まれもったというよりか
確実に積み上げ生きてきた時間や
恋愛だけでなく出逢ったひとたちと育んだ出来事
様々なものから形成されたものではないだろうか
そう考えてみたとき
自分の歴史、今まで出逢った暖かいひと
そして、最愛のひと
全てが愛しい
自分も暖かい気持ちを感じて貰える人間になりたい、と思う。
目指してできるもんではない
けど
ひとつひとつ大切なものへ後悔のないように。
「奇跡」という存在といつか離れるときが来たときに
喪失感や悲しみは避けられないとしても
「幸せだった」
と心から思えるように
そんなことを考えた
昨夜から今日までの時間。
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