こんにちは! 弘記です。

今日も、みなさんの役に立つ話、面白い話をお送りします。


今日のテーマは

「 お腹が空いたから食べるは間違い!? 」

という話。

今まで、自分の中では当たり前すぎて
特に意識せず言葉にもしてこなかったことなんですが

空腹感、満腹感を感じるとき
その原因は一つではないんです。

「お腹空いたな~」と感じるとき
いつもいつも、エネルギー切れ、カロリー切れで
お腹が空くわけじゃない。


例えば、炭水化物や脂質などのエネルギー源は
あるけれど、ビタミンやミネラルが不足して
うまく燃焼できない時。

同じように炭水化物や脂質などのエネルギー源は
あるけれど、呼吸が浅くてうまく燃焼できない時

エネルギーは十分にあって燃焼もできるけど
体の修復や神経、ホルモン系、免疫系など
内臓機能を正常に機能させるのに必要な
タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル
微量栄養素等が足りない時

これらをまとめて一言でいってしまえば
空腹を感じるときというのは
栄養バランスが悪いときなんです。

それ以外にも、普段から満腹になるまで
食べている人の場合は、便がでて胃や腸に隙間が
できると、それを空腹と感じることもあります。

他には血糖値が低いとき、体が冷えているとき
水分摂取量が多いときなどなど。

本当にいろいろです。


また、満腹を感じるときもちょっと似ています。
というか、空腹を感じるときの逆の状態です。

一つは物理的に胃袋が満タンになったとき

二つ目は、胃酸の分泌、消化液の分泌が少なく
食べ物が消化できない状態の時

三つめは同じものばかりを食べて、一部の栄養を偏って
とってしまって、これ以上食べないようにと
体が拒否反応を示しているとき。

血糖値が高いとき。

味の濃い食べ物、重たい食べ物を食べたとき。

水分摂取量が少なく、体液が濃くなった時。

栄養バランスがぴったりと整って
すごく体のバランスが良いとき。

などなど。


細かく言えば、もっといろいろ出てくると思いますが
ざっと、思いつく限りで、こんな感じです。

みんな、お腹が空いたからと好き勝手に
あるもの、食べたいものを食べますが

実際問題、空腹や満腹の原因を明確にしないと
適切な栄養補給はできないんです。

例えば、ぼくは、今日、ご飯が炊ける前に
おかずができてしまい、しかもお腹空いてたから
先に、おかずだけで食べたんです。

で、なんだか、お腹いっぱいだな~と
なってしまって、ご飯食べれないかな?と
思っていたんですが、炊きたてのご飯を一口食べたら
美味しくて、美味しくて、思っていたよりも
たくさん食べてしまいました。


この例の場合、おかずばかりで主食が足りない
状態でバランスが悪かった。

だから、おかずはもう食べられない
お腹いっぱいという状態だったけれど
主食のお米は足りていないから

たくさん食べれてしまった。


そういうことです。


他に一般的な例で言うと
よくあるのが、炭水化物や脂質があるのに
ビタミン、ミネラル等がなくて燃焼できない

もしくは、体が冷えて消化吸収ができない
ような状態の時、血糖値が下がって空腹を感じます。

この時、手っ取り早く回復するために
甘いものが欲しくなるんです。
そして、甘いものを食べると吸収の良い
精製された糖分で血糖値が上がって落ち着く。

でも、血糖値があがるのは一瞬だけだから
また、すぐにお腹が空く。


この時、本当に必要なのは糖分ではなく
ビタミンやミネラルなんです。


あとは、ストレスなどから呼吸が浅くなって
エネルギー代謝、および体液循環が
うまくいかずに空腹を感じる場合。

この時も、大抵、甘いものを欲しくなって
食べます。甘いものを食べると血糖値が上がり
緊張している体の筋肉が緩むので

回復したように感じます。


ですが、血糖値はすぐに下がり
緩んだ体も緩んだままでは
ストレスのかかっている環境=職場等
で活動できないから、再び体を緊張させようとします。

そこで再び体を緊張させると、砂糖で
細胞が緩んでいるから、体は多くの
力とエネルギーを使わないと緊張させられない。

しかも、交感神経優位になっているから
興奮状態で一過性のストレス緩和効果は
あるけれど、興奮した戦闘モードの精神では
逆にストレスを感じやすく、体は緊張しやすい。

砂糖および甘いものは交感神経を刺激して
興奮状態にさせます。

そこで、甘いものを食べると負のスパイラルが
始まって、緊張と弛緩を繰り返し
最終的にはうつ病のようになってしまいます。


本来、こういうストレス下で緊張しているときは
副交感神経を刺激してくれる塩氣のあるものを
食べたり、飲んだりした方がいいんです。

例えば、温かい味噌汁とか。

そして、適切に抗酸化物質=酵素等やビタミン
ミネラルを補給することで体は適度に緩み
ストレスを感じにくい状態にしてくれます。


お腹が空いているから何でもいいから
食べるなんて言う人が、あまりにも多いので
こういう知識も、広まったほうが
いいのかもしれないですね。

みなさん、空腹ということに対して
強迫観念のようなモノすらある。


理由がわからず、食事の時間だから
お腹が空いたから、お腹が空くかもしれないから
と手軽に食べられるコンビニの食べ物などを
食べると、逆にお腹が空いたり

体と心の能力を低下させたりして

まあ、仕事や遊び等に備えて
食べたつもりが、逆にうまくできなくて
失敗してしまうなんてことにもなりかねません。


空腹の原因次第では、食べずに乗り切るほうが
良い場合もたくさんあります。

何か足りないから、空腹を感じるわけですが
適当にコンビニで栄養もエネルギーもなく
添加物まみれの食べ物を食べるよりは

何も食べないほうが、うまく動ける
ということもあるんです。


満腹の場合でも、栄養バランスが悪くて
満腹になっているとしたら、必要としている
食べ物をしっかりと食べたほうが

うまく動けるということもある。


これらのことは、体の声に耳を傾けていると
自然にわかることではあります。

ですが、現代人は少し意識して
知識を入れたり、意識的に感じたりしないと
きっとうまくコントロール
できないのだろうと思います。

なんせ、今まで、そういったバランスのとり方
食べ方をしてこなかったはずなので。


ぼく自身も、多少なりとも意識的に
そういうことをして、体と心のバランスを
とっています。

今一度、空腹や満腹の意味を考えて
自分の体の声を聴いてみてください。


今日も、陰陽の知恵を学んでいただき
ありがとうございます。

また、次回、お会いしましょう。


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