こんにちは! 弘記です。

今日も、みなさんの役に立つ話、面白い話をお送りします。


今日のテーマは

「ストレッチの極意」

という話。


健康管理にヨガやストレッチをしている人も
現代では多いですよね~。

ぼくは日常的にあまりストレッチを
するようなことはなく、たまに調子の悪いときに
ストレッチして体を調整するんですが

先日、経絡体操というストレッチをしていて
ふと、思ったんですよね。
ストレッチで体を柔らかくできる人
って実は多くないんじゃないのかな~と。

ぼくがストレッチをするとき、ほぼ、確実に

関節可動域が広がる = 体が柔らかくなります。

ちょっと柔らかくなる程度ではなく
あからさまに関節可動域が広がります。

多くの人は一回ストレッチしただけだと
気持ち、ほんのちょっと柔らかくなったかな
程度の人ばかりではないのかなと
思うのですが、あなたはいかがですか?

そこで、じゃあ、ぼくは何を意識して
ストレッチをしているのか
意識的に自分を観察してみました。

そこで見えてきたのが

「ストレッチの極意」です。

そもそも、ストレッチってのは
何をしているんだろう?っていう
根本的なところにストレッチの
極意はありました。

大抵は体を伸ばそう、筋肉を伸ばそう

という意識でやりますよね?

でも、伸ばそうと思って伸びるものでもない
っていうのが、本当のところ。

伸ばして伸びるなら苦労はないんです。


ストレッチでしなければいけないとことは
筋肉を伸ばすのではなく

「滞りに気づくこと」

なんです。

ストレッチをすると痛みの出るところや
「カチン」と引っかかるみたいに
関節を動かそうと思っても止まってしまう
ポイントがあるんです。

そこが「滞り」です。

それがどこかを意識して
そこに意識を集中しつつ、そこの力を
呼吸とともに意識的に抜いていく。

無意識に力が入ってしまっている
無意識に筋肉を収縮させているから
体が硬くなるんです。

決して筋肉自体がセメントみたいに
カチカチに固まってしまって
いるわけではありません。

一つの証拠として、ある種の整体の施術を
すると、ちょっと手で相手に触れるだけで
全然上がらなかった腕がピン!と上がったり

曲がらなかったひじが突然、スムーズに
動くようになったり、なんてことが
普通にあります。

もし、何かしらノリのようなもので
筋肉自体がコチコチに固められて
しまっているのだとしたら

ちょっと手で触れるだけで
何の引っ掛かりもなくスムーズに
動くようになったりはしませんよね。

これはつまり、関節の動きが悪いのは
無意識に筋肉に力を入れていて
無意識に動きを制限しているだけ
ってことです。

関節の動きを制限している状態
というのは、11月6日投稿の記事

「コリ・痛み・歪みができる理由」

で、出てくる体の省エネモードの
状態のことを指します。

つまり、体の固い人というのは
常時、省エネモードで動いていて
自分の肉体のポテンシャルを
100%発揮できない状態にある

ということです。

もっと言うと、内臓に何かしらの
病氣、もしくは大きな負担が
かかっていて、体が正常に
機能していないということも言えます。

体の痛みと回復の話は

「コリ・痛み・歪みができる理由」

の記事で見てもらうとして
体が硬いのが無意識に筋肉に力を
入れているだけなのだとしたら

意識的に筋肉を緩めることができれば
簡単に体を柔らかくすることができる。

これがストレッチの極意です。

ストレッチをすることによって
滞りを見つけ、そこに意識を向けた
上で呼吸とともに意識的に筋肉の
力を抜いていく。

ヨガでは、本来、こういうストレッチを
目標としているのではないかと思います。

ヨガは呼吸をコントロールすることで
体のあらゆる部分を意識的に
自由に動かせるようにする

みたいなことがヨガトレーニングの
一つの到達点のようにしている
節があります。


さて、ストレッチの極意が
わかったところで、やれと言われて
簡単にやれるなら苦労はないですよね。

理屈はわかっても実際にやるのは
難しいです。普段から自分の意識を
はっきりと認識して生きる訓練を
している人はいいですが

そうでない人は、自分の意識を認識
することから始めないといけません。

ストレッチをしながら
自分の意識を認識して
意識的に自分の肉体を感じられる
ようになれば、あとは割と簡単
かもしれません。

ストレッチ自体が訓練とも言えますね。

あとは、野菜の摂取量を増やして
菜食に近い、食スタイルにしていくと
より効果的です。

肉を食べるとより、動物的な本能で
動くようになり、意識は薄くなる。

菜食にすると思考も意識も
クリアになって、より意識的に
日々を過ごせるようになる。

さらに言うと、菜食の方が内臓への負担が
少ない分、体が省エネモードになる
割合を減らすことができます。

だから、ヨガでも菜食が奨められています。


いずれにせよ、日々、訓練と
積み重ねが必要不可欠ではあるのですが
このストレッチの極意を手に入れれば

より健康管理は容易になると言えます。

ちなみに、体が硬くなっている状態
というのは、内臓が疲れている状態で
省エネモードは無理に体を動かすための
ものなので、体は動くけど

体の血液循環は悪くなるし
内臓に行く血液の量は少ないしで
決して体にいい状態とは言えません。

省エネモードを解除した上で
体を休めるのが最良の選択肢。

省エネモードを解除しないで体を
休めていても多少は回復するけれど
血流の悪さは解消されないので
あまり効果的とは言えません。

省エネモード解除しないで
体を休めるというのは

体を休める必要はあるけれど
血流をよくするためには
動かないといけないみたいな
ジレンマを抱えているようなものです。

省エネモードを解除して
血流をよくした上で
体を休めるようにしましょう。

体調が悪いときのストレッチ運動は
ある意味、効果的な回復手段と言えます。

ただし、急激に省エネモードを解除すると
体中に痛みやだるさが出てはきますけどね。


さて、話が本筋から少しずれましたが

意識を覚醒、拡張することは
ストレッチの極意だけならぬ

人生を豊かに充実したものにするための
基本ともいえます。無意識に動けば
動くほどに人生は良くも悪くも流されていく。

いかに自分の意思と意識を明確にし
意識的に世界を生きるかが
幸せへの近道ともいえます。

ストレッチ、ヨガなどを通して
意識の訓練、してみてくださいね。


今日も、陰陽の知恵を学んでいただき
ありがとうございます。

また、次回、お会いしましょう。


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