こんにちは! 弘記です。

今日も、みなさんの役に立つ話、面白い話をお送りします。


今日のテーマは

「揉み返しの出やすい体質とは」

という話。


体質の謎ってのはいろいろな説がありそうですが
ぼく自身も今までいろんな仮説を考えてきました。

体質と一言で言っても
いろんな体質がありますよね。

「病氣になりやすい、なりにくい」

「汗をかきやすい、かきにくい」

「体臭が出やすい、でにくい」

「筋肉がつきやすい、つきにくい」

などなど。。

細かいこと言ったらかなりたくさんありそう。

何が原因で体質が生まれるのかってのは
体質の種類によってさまざまだと思います。

科学の世界では遺伝子なんかで体質を
説明したりしますよね。太りやすい遺伝子がある
脂肪を作りやすい遺伝子がある、みたいな。

今日、ぼくが話すのは数ある体質の話の中で
病気や痛み、太りやすさ、筋肉のつきやすさ
の理由を明らかにする理論です。

先日、鍼灸を受けに行ったときに
先生がぼくに

「元の血が少ない体質なのかもね」

みたいなことを話していました。

そこでふと思いついたんです。

「血の量が体質を決めているのではないか?」

と。。。。


人間の肉体にとって「血」はすべての源です。
体のすべては「血」から作られています。

言い換えれば「血」がどのような「血」なのか
によって、その人間の肉体がどんな性質を
持つのかが決まると言えます。

血の質というところは、今回は置いといて
血の量にフォーカスしてみましょう。

人により血の量の多い人と少ない人がいます。

この多い少ないというのは肉体の体積
もしくは重量に対して相対的に多いのか
少ないのかというものです。

血の密度?みたいな感じ。

体の大きさに対して血が多い人は
いわゆる「血の氣の多い人」です。

血氣盛んで積極的(時に攻撃的)
荒っぽいところ、雑なところがあって
パワフルで体力があってガンガン動く。

病氣は滅多にしないし、ケガの回復も早い。
筋肉は付きやすく、太りやすい。
痛みにも強く、腰痛やら関節痛、筋肉痛
などの痛みの症状もでにくい。

痛みやしびれなど、さまざまな症状は
部分的な貧血によるところが大きな原因
というのは、ぼくがいつも言うところです。

逆に血が少ない(血の濃度の薄い)人は
血に含まれる免疫の量も少なく
細胞を修復してくれる血も少ないため
病氣やケガも治りにくく

体力もなくて、あまり動かず
引きこもり氣味で、筋肉はつきにくく
痩せ体質で、筋肉や関節の痛みも出やすい。

血の多い、少ないでこういった
体質の違いが出てきます。

この血の多い少ないがどのように
決まるのかというと、一つは生まれつき
遺伝子等の体の設計図で標準に
設定されている血液量が決まっていて

基本的には体は標準量を維持しようと
するわけです。

標準量より血が多いと体は
血を少なくしようとし
少ないと血を増やそうとしますから

標準量が低く設定されている人は
すぐに標準量に達してしまうので
それ以上、たくさん食べられないか

逆にたくさん食べられる場合は
すぐに燃焼して体に蓄積できないで
発散してしまいます。

標準量が多く設定されている人は
たくさん血を貯め込むことができます。

たくさん作られた血は脂肪、骨格、筋肉に
なって体に蓄積されていきます。

体を作る材料や動くエネルギーになる
物がたくさん体内に蓄積できるため
食事をしなくても長期間
体を維持することが可能ですし

傷の回復や病氣に対する免疫も
強い傾向にあります。

よく、脂肪の少ない人は免疫が弱い
という話を聞きませんか?

別に脂肪=免疫ではなく
脂肪の少ない人が免疫が弱い
「傾向」にあるということです。

それは、血の標準量の多い少ないが
大いに関係しているわけです。

ちなみに、血の標準量が
少ない人は痩せ体質です。

食べても発散されるために太りません。

逆に血の標準量が多い人は
太りやすく、筋肉がつきやすいです。

痩せ体質の人は筋肉はつくけれども
ボリュームが小さく、引き締まった
筋肉になる傾向があります。


さて、この先天的な体質は
まったくもってどうしようもなく
変えることができないものなのでしょうか。

実はそうでもありません。

食事から後天的な血を補充する際
多少の遊びがあると、ぼくは考えてます。

標準量の設定が低い人でも
適切に食事をすれば、多少なりとも
体内の血の量を標準量より
増やすことができると考えてます。

増やすとは言いますが
体質自体が変わるわけではないです。

標準量が低い人は血を入れる器が
小さいまま、濃縮されて
血の量を増やすことができる

みたいなイメージです。

そうすると、細マッチョ的に
引き締まった強い体ができます。

虚弱体質の人がしっかり食べて
血を増やすと、虚弱体質を
改善することができます。

体質自体は変わらないけれど
体の状態としては強くなる
ってことですね。

逆に標準量の多い人が血の量を
減らす=太ってる人が痩せるときは
器が大きいまま、血が薄くなる
風船がしぼむみたいなイメージですね。

単純に食べないとか
あとは水分をとって尿や汗で
体内の物質をとことん排泄していくと
痩せることができるだろうと思われます。

ですが、この方法は腎臓、膀胱が
十分に働いていないとできないので

腎臓、膀胱の働きが悪い人は
必然的になかなか痩せられない。

そういう人は、腎臓、膀胱がしっかり
働くような食事、食べ方、生活習慣を
する必要があります。

血が薄くなると、痩せることは
できますが、基本的に体は標準量を
維持しようとするので

食べる量が少しでも増えると
途端に体は血の蓄積を始めます。

これがいわゆるリバウンドですね!


筋肉のつきやすさ、太りやすさ
痛みの出やすさ(揉み返しの出やすさ)

などは、今話した通り
この血の標準量の設定が
多いか少ないかによって決まる

と思われます。

自分の体質が標準量の多いタイプか
少ないタイプかを判断するのは
とても簡単です。

太りやすい体質か、太りにくい体質か

ということが自分でわかれば
すぐに判断できます。

ただし、これはあくまでも
状況証拠からくる仮説です。実際にそんな理屈が
通るかどうか証明できません。

ただ、観察をしていると
その理論に沿った現象が出ている
というだけにすぎません。

信じる、信じないはあなた次第。

 

 

今日も、陰陽の知恵を学んでいただき
ありがとうございます。

また、次回、お会いしましょう。


自然治癒力を高めるサービスはこちら
https://dicetcm.wixsite.com/moonlight/blank-3