みなさん、おはようございます!^^

自然療法院 蓮花(レンファ) の ダイス です☆


今日は再び、肉を食べない理由シリーズに戻りまして

 ” 血液を酸性にする ”

というテーマでお送りします^^w

さて、一般的に肉を食べると血液を酸性にすると
言われますが、その仕組みは正直よくわかりません^^;

どこかの科学者は知っているかもしれませんが
ちょっとネットで調べたくらいでは、納得のいく説明は
でてきませんでした。。

そして、一応、誤解のないように付け加えておきますが
血液を酸性にするというテーマで書いていますが
基本的に人間の血液は酸性にはなりません^^w
酸性になったとしたら、その人はもう死ぬ直前でしょう;;

体は血液を常にアルカリ性に保つように働いているので
血液中に酸性のモノが入ってきてもすぐに中和して
アルカリ性に戻します^^w

ここで言う ” 血液を酸性にする ”  とは血液中に
酸性のモノが入ってきてしまうということです^^

では、なぜ、血液中に酸性のモノが入ってきてしまうと困るのか??^^
それは、体の中のミネラルバランスが崩れるからです;;
血液中に酸性のものが入ると中和するために
体の骨や歯からアルカリイオンである
カルシウム、マグネシウムなどが溶け出します。
また、食べものから摂るミネラルも余分に必要です。

ミネラルバランスが崩れると、骨の弱体化、虫歯、免疫力の低下
無気力、消化不良、その他、あらゆる体のバランスの
崩れにつながります。。

さて、肉が血液を酸性にする仕組みはよくわからないのですが
調べた限り、肉を食べて血液中に酸性のモノが入る
原因として考えられるのは過剰なアミノ酸を
排泄するのに
分解して作られる尿素です。

尿素は水溶液中で弱酸性になります。
最終的に尿として排泄されますが、排泄されるまでの間、血液は
酸性の尿素を含んでいますし、そのままの状態では
血液が酸性になってしまうので、骨や歯からアルカリイオンが
補充され、その尿を出すと、尿素だけでなく
中和に使われたミネラルも外に排泄されます^^

さらに、肉が腸の微生物によって分解されてできる
有害物質の中和にもミネラルや酵素、内臓の働きが
余計に必要になるでしょう^^w

さて、過剰なたんぱく質の摂取が血液を酸性に
することは大いにありそうな話であることはわかりました^^
肉を止めて健康になったと言う話も聞くことですしw

しかし、逆に肉を食べて健康になったと言う人もいます^^
実際、そういうこともありますww

大切なのは常に体のバランスにあります^^
肉が悪なわけではありませんw

肉はたんぱく質を豊富に含み、また吸収率が高いがゆえに
体内のアミノ酸量が過剰になりやすいというところに問題がありますw

一般的な栄養学では体にたくさんのたんぱく質が
毎日必要であると言う見解を示していますが
日々、消費される栄養の中で一番必要なのが炭水化物で
たんぱく質はそれほどたくさんは必要ないんです^^;;

例えば、尿素が血液を酸性にするという理屈で言えば
肉食でも少量であれば問題ありませんw

大量の野菜と少量の肉を組み合わせ、炭水化物を
食べないか少量にすればバランスが取れますw

また、その人の体の状態によっても違ってきます^^
陰性に偏っている人は、肉と炭水化物の組み合わせでも
問題ない場合があります。

これがマクロビオティックにおける陰陽のバランスです^^

ただし、ここで言う問題がないというのは
あくまで、短期的な肉体の健康という意味での話です;;

長期的な健康や精神面などを考えると必ずしも
肉食は好ましくなく、それゆえにマクロビオティックでは
肉食はあまり推奨していません^^;;

例え、陰陽のバランスが取れていても、極端同士の
組み合わせで食べると、長期的には何かしらの
不調を体にもたらします。肉食でガンにならなくても
心臓病にはなるかもしれない。
他の病気にはなるかもしれない。。。

極陰と極陽の組み合わせの問題は次回のブログで
そして、精神的な面での影響はシリーズの最後にお話します^^

マクロビオティックにおいて、肉や魚、動物性食品も
推奨はされないまでも、食べても良いことになっていますし
その人の住む環境や、人生の目的によっては食べるべきものです^^w

マクロビオティックの視点は健康だけに留まりません^^

健康で長生きすることよりも、健康で自分の人生の目的を
最大限、達成する、もしくは幸せで満足のいく生き方が
できるように食生活と日常生活を整えるところにポイントがあります☆

それこそが、人生を生き、健康を維持する理由ではないでしょうか?^^
ただ、健康で長生きするだけでは、少し虚しいものがあります。


さてさて、このシリーズもあと2回☆
肉食はしてもよい☆けれど、考えて食べなければいけない。

そして、個人的に肉食はしないほうが良いと考える
最大の理由は健康面の問題ではありません。
それはシリーズ最後に語りましょう^^w