みなさん、おはようございます^^

自然療法院 蓮花(レンファ) の ダイス です☆

マクロビを始め、肉食=動物性食品を避ける
食事療法が世の中にはいくつかあります^^
実際、マクロビは肉食は禁止してませんが、食べる量と
回数はよく考えて食べなければいけないと言われます☆

では、なぜ、動物性食品は避けるべきものなのでしょう?^^
また、何回かにわけてシリーズでお送りしたいと思います☆

第一弾は ” 消化が悪い ” という理由です^^w

肉はよく、体に吸収されやすいたんぱく質や鉄分を持っている
と言われていて、積極的にとるほうが良いとされますが
世界はそんなに都合よくできていません^^;;

肉の栄養の吸収率はよいのかもしれませんが
変わりに消化するのが非常に大変で、いくつかのリスクも
背負うことになります。

肉はそれ自体を見て、食べてもらってもわかるように
非常に繊維が硬くて噛み切りにくく、割合食べるのが
大変で口ではあまり、咀嚼、消化できず、ほとんど丸呑み状態。
元々、たんぱく質は胃での消化がメインなのでなおさらです^^

胃酸も大量に出さなくてはならないため、すい臓や胃への
負担もかなりのものになります。

また、人間の消化管は肉食動物よりも長く、草食動物
よりも短いと言う構造になってます^^

生の草ばかり食べる草食動物は長い消化管がないと
食べものを消化できないため、長くじっくりとお腹で消化できる
ようになっていて、逆に肉食動物は食べたものが長時間
体内に停滞すると腐敗し、毒素を出してしまうため
強力な消化酵素と酸でいっきに消化して、さっと吸収し
排泄する作りになっています^^

消化しにくい分、吸収はしやすいようになっているw
そう考えると動物性食品の栄養が吸収しやすいのも
なかなか利に適った仕組みですね^^

そして、人間は?というと、雑食なのでその中間の
長さになっていますが、肉食動物のように肉をたくさん
食べられるようにはできていないのはもちろん
草食動物のように生の野菜をたくさん食べられるような
構造でもなく、加熱調理し、消化しやすくした状態で
野菜や穀物を食べ、肉を少量たべるような構造になっています^^

人間の持つ歯の種類からも言えます^^ 
これは一般的によく言われる話ですね☆


犬歯(肉のための歯)が4本

切歯(植物を噛み切る歯)が8本

臼歯
(穀物をすりつぶす歯)が16本 (親知らず入れたら20本)

肉(魚介) : 野菜 : 穀物 = 1 : 2 : 4(5)

この歯の割合で食べものを食べたらよいと言われますね^^


人間の体は加熱した穀類、野菜類を食べるように
体ができていて、それ以外のモノは消化しにくいんです^^
もちろん、少量であれば問題なく消化できます☆

そして、逆に言うと歯の数が示すとおり、肉も生野菜も
少量食べなければバランスが取れないように
できているとも言えます^^

玄米菜食を推奨するマクロビオティックにおいても
肉類は月に一回程度、魚介類は週に数回食べてもよいとされています^^w

もっとも、そこは個人の選択次第で
必ず食べなければいけないわけではないです^^w

玄米菜食に徹したいという人は、それでも栄養はまかなえます^^

動物性食品を食べても、食べなくても栄養がまかなえる
けれど、それでもなお、マクロビオティックが玄米菜食を
推奨する理由は、人間の進化とか、市場に出回っている
肉や魚介類の品質などの問題があるためで、それはまた
次回以降のお話したいと思います^^