きっぱり別れてきたと。
女は、色んなことを旦那に言ってきたらしい、多分、嫌な言葉もたくさん言われたようで、もう思い出すのも嫌だと、多くは語らなかった。
翌日も、女からは「やっぱり1人になりたくない」等と連絡が来てたみたいだけど、無視すると言ってた。
不倫女の最後は憐れだ。
きっと、ひとまずの別れを回避したと思っていただろうに、朝まで一緒にいて自宅に戻って行った不倫相手が、その夜カバンを持って現れるんだから。
この一連の話を、唯一相談してた友人に話したら、「旦那さん、ノーマークだったあなたがとうとうキレて、相当驚いただろうね、これはヤバいって焦ったんだと思うよ。」と言っていた。
なるほど。
身分証なんかを置いて行ったのも、私は最初意味がわからなかったけど、おそらく、そういう物を何か置いて行くことで、絶対に戻るって自分にハッパかけてたんじゃないかと言われて腑に落ちた。私への証明というより、自分への負荷だったんじゃないかと。そういうことをしないと、戻れないかもってくらい、女の執着心が凄かったんだろうねと。
こうして、旦那は戻ったのでした。
そして、言った一言が「ホッとした」でした。
それから、私に「今までごめん」と謝ってくれました。
ここからが本当のスタートな気もするけど、とりあえず終わりを迎えて、旦那が戻ってきて良かったと思える心が、私の中にあったことが、私にとっては、本当に良かったと思えることでした。