今日は

子育て講演会「子育てに絵本を」

 

ということで

児童館で

えほん館の花田睦子先生をお迎えして

お話をして頂きました。

花田先生は絵本の大切さ、

素晴らしさを伝えるための

講演活動をされています。

 

 

 

進行しながらでしたので

全てを記すことが出来なかったのですが

断片的にでもお伝えしたいことがいっぱい。

 

絵本は読んでもらうもの

と花田先生はおっしゃいます。

 

 

ルールはノールール

こうしなければいけないとか

こうでなければならないということは

一切ない

 

 

絵本は道具

つかうものだから使わないと意味がない

キレイに並べておくのではなくて

ぼろぼろになるまで触って触って

セロテープで貼るくらい使う

幼子はもちろんお口に持っていくし

なめたりかじったり

それで良い

 

 

 

そう言えばそんな本があったっけ

ぼろぼろになって

それでも

何度も何度もせがまれて読んだ本が

あったな・・・ドキドキ

 

愛しい時間が蘇りましたラブラブ

 

 

 

 

「もういっかい」「もういっかい」

とせがまれることの貴重さドキドキ

 

 

1歳2歳の小さいお子さんは

例え数億円のダイヤモンドを

その手の中に持っていたとしても

今必要なければすぐにポイと捨てる

そんな子どもにとって

「もういっかい」とせがむのは

役に立つとか

為になるとかではなくて

ただただ喜びだから・・・

 

 

花田睦子先生

むっちゃんが読んで下さった

 

「ポパーペポピパップ」?

 

「やさいのおなか」

 

 

 

「はらぺこあおむし」

 

 

 

 

どれもどれも面白くて

小さいお子さんにも

年配の役員さんたちも

引き込まれていました。

 

 

「やさいのおなか」では

正解することがよいというのではないのですよ。

どれだけ色々なものに見えるか・・・

それをわかりやすくお話しして下さいました。

 

 

花田先生は嵯峨美術大学で

学生さんに「絵本論」の講義をしていらっしゃいます。

学生さんに毎年出される課題があるそうです。

それは

誰かに絵本を読んでもらうこと

絵本は読んでもらうということを

覚えておいてほしいから。

そしてその感想文を書く。

出すだけで満点の課題。

一行だけしか書いていなくても

やることに意味があるので満点。

 

絵本を読むことの行きつく先が

ここにあるそうです。

 

小さい頃、読んで貰っていた

懐かしい記憶を思い出す。

懐かしさが蘇る。

優しさや愛が懐かしく

帰らない日々を思い出す。

親への思いが溢れてくる

そして

愛を伝えて行ける人になりたい

そんな風に感じる。

 

 

親の愛が勝手に伝わって

勝手に残ってしまう。

 

どんな読み方をしていても

全然十分でなくても

いい加減な読み方をしていても

愛が残ってしまう。

それが一番できるのは

おとうさん

おかあさん

 

数が勝負ではない

 

自分で生きようとする意欲

自分で幸せになろうとする

そういう生きる力に繋がる。

 

たいそうなことではなく

お父さんお母さんの声で

読む・・・それだけ

 

 

今日のお話しを聞かれた

お母さまお父さまは

そして地域の方々

先生方

子どもたち

総勢50人以上の人々が

絵本の喜びを味わえて

幸せなときだったなと思いますラブラブ