おはようございます。

ビートたけしさんの童話集

この本の中で、一つの童話に思わず頷き笑ったものがあります。

ある男性が、日々徳を積み困っている人を助け援助してきたけれど、いざ自分が困った時に彼らに助けを求めても、彼らは恩を受けたことを忘れ男性をつっぱねました。
男性は、最後の頼みの綱で神様にお願いしてみたら道端に200円落ちているのを見つけ
その200円で宝くじを買ったら
ハズレだった。


そんな内容です


そういうことってあるよなぁ。
オチが素敵すぎます。

私の母は、自分の両親や姉を看取りましたし
そのためにお金も随分使いました。
自分のことより誰かの為に働き、人のためにお金を使う人。

でも、その苦労が報われているとは言い難い。
愚痴も多いけれど
母は好きな韓流ドラマを毎日観て
趣味で手話スクールに行って
それなりに日々を満喫しています。



あたしんちという漫画のお母さんに雰囲気が似ています(笑)


徳を積んだからといって
必ずしもそれが現世で返ってくることはないかもしれないし
もしかしたら返ってきていても
気付かないこともあるかもしれません

苦労も徳も、報われないかもしれない

それが、この現世の一側面で
そうではない部分も
この現世の一側面だったりするのかなと
考えてみるきっかけになった、

そんな、ビートたけしさんの童話でした。