今日の東京は午後からちらほら雨が降りました。


こちらへの、ご訪問に感謝いたします。




今朝、起きて直ぐに浮かんだのは何故か葛飾北斎展。


でも昨夜、明日はワンコの散歩と家の拭き掃除をしようと決めていたのでまずは散歩に行きました。


出てから5分とかからず雨が降って来て帰る事になったので、これは北斎展に行けってことね!と切り替え直ぐに行動(笑)


2回は行こうと決めていたのですが、時間をかけ過ぎたせいか、なんと半分くらいしか見る事が出来ず後半は2回目に持ち越しです。






六本木ヒルズ・森ビルの52階にある展覧会場は程よく混んでました。






展示品に因んだレストランもありました。






二点とも有名な冨嶽三十六景の中の絵画です。

これはハガキですけどね。




こんな可愛らしい絵も描くのですね。



そして、これがちょっと驚いたのですが、なんと「鳥瞰図」ですよ。


どこから見たのですか?


右下に日本橋とか品川とあるのでそこが基点かな。


どちらにしても、この時代に鳥瞰図って…オーパーツくらいの驚きがあったのですが驚いたのは私だけ?


スケールが大きいですよね。


北斎は初め宗理と名乗っていたのですが、途中から北斎と名を変え自分を「造化師」としてハンコまで作っていました。


造化とは万物創造の理であり、それを師とする…と決めたそうです。



確かにそれから富士山や川など自然をたくさん描いてます。


あと私が不思議に思ったのは「白澤(はくたく)」があったこと。白澤の詳細


私は陰陽道で知り、この絵も描いてましたけど、えっ北斎も?…僭越過ぎ(笑)


他にも動物が数点ありましたが、象さんも居たのですよね。


日本に居ませんよね、象さん。


中国から絵画でも来ていたのでしょうかね。




これの題名は「弘法大師修法図」


色遣いが綺麗なのと迫力があってとても惹かれたのでB4サイズのハガキを買ってしまいました。

ハガキだけど、投函したら着く頃には折れてるよね…。





そして、こちらは中で唯一写真可の展示品。


北斎は紙に設計図のようなものを描いて切って立体的にしてたのです。


切って立てて遊ぶ人形って昔ありましたよね。


他にも庶民の生活グッズのデザインもしていたようですし、なんか日本のレオナルド・ダ・ヴィンチみたい。


時代が進むごとに色がたくさん使われるようになって来ていたので、後半を観るのが楽しみです。


また色々な発見があるかな。


六本木ヒルズ・森ビル

HOKUSAI  新・北斎展
3/24まで(展示替えあり)