題名を見て、キリスト教関係かと思いここを開いてくださった皆さん、ごめんなさい
このEVAはアニメのエヴァンゲリオンのことです
もちろん真面目に書いてます

家族の勧めもあり、気になっていた動画でしたのでTVバージョンを観ました
先に劇場版も観ていたせいか、だいぶ違和感も感じましたが…
あれっ、肝心のサードインパクトは⁇
何、この心理ゲームみたいな終わり方は…などなど
EVAは旧約聖書のアダムとイブ(エバ)から引用しているので全く遠い話ではないのです
プロローグの画像でも「生命の樹」も出てきますし、会話の中に「死海文書」とも出てきます。
かなーり昔の物ではありますが、とても意味深な物語だと聞いていましたので期待して観ていました
当時は相当の未来を想定して描かれたのだと思いますが、舞台は今年…2015年の内容なのです
地球を襲う物体を「使徒」と名付け悪役にしているのには驚きました
それってイエスの弟子や天使のことですよね…
しかも途中、Angel天使と訳が書いてあったりして、大丈夫なのかしら…

まあアニメという事で許されている部分もあるのでしょう
内容は、責めて来る使徒と地球のエヴァンゲリオンが戦い、それを操縦する少年少女や周りの大人達の葛藤が描かれているのですが、最後まで誰が味方で誰が敵か分からない設定になっていて後半は割と緊張感ありました
その割に最後の2話が意外とあっさりしてますが

ただ、ここで心理的葛藤としては、やはり親子愛に終始しているのです
主人公は母親を亡くしていますから父親と、準主役級の人たちも母親や父親との確執を抱きながら苦しんでいます
現実世界も同じですよね
結局の所、肉親との確執が心の奥に溜まって解決出来ていないと、長期間悩み苦しむのです
他人との場合は、そうでもありません
元々、完全に理解してもらおうなどと思っていませんし、距離を置いていますから少し位の言葉の攻撃が来ても殆ど交わせます
でも肉親の場合はそうはいかないのです
普段近い距離にいて、心も許しているのでちょっとした一撃が大きい傷になることが多いのです
特に共に暮らしている家族には私は言葉を選んで接する方が良いかなと思います
家族だから甘えられるし、何を言っても許されるのでしたら離婚なんて起きないのですから
共にいる大切な家族だから、言葉を選び仲良く接する…そうすることで上手く行くのではないかと思っています
これは私の持論ですので違う意見もあるかと思うのですが、実生活として感じていることです
「人の口に入るもので毒はないけど、出るものに毒がある」という、まさにそれは毒気のある言葉のことではないですか?
これからも気をつけたいと思います
そして、この物語のテーマに輪廻も含まれているので、色々と考えさせられました
昨年、最愛の母が他界した時に、どうにもやり切れない思いを最後に落ち着かせた理論が、この輪廻転生です
私は輪廻転生を信じています
そして、私達人間だけではなく生きとし生けるもの、星々に関してもそれは当てはまると思うのです
家族が他界して、そしていつか私もこの世から居なくなり、いつか子孫も居なくなる…
でも、それを見守る子孫がいて、他の人達が居て、地球もそれを見守ってくれている
人の生死が連綿と続き、それは地球の歴史のほんの一瞬の通過点にしか過ぎない
だから、その一瞬でしかない出来事なのだから重く受け止めるのを止めよう、これ以上深く長く人の死について考えるのを止めよう…そう思った時、初めて母の死を受け入れることが出来ました
その位、衝撃的なものだったのです
でも、幸い母の存在は常に左上に感じることが出来ましたし、何かと会話をしていたので落ち着いて暮らすことが出来ました
一定期間が過ぎてから、悲しみを手放すワークもやりましたし、それも落ち着く要因だったのでしょう
たまにまた悲しみが襲うことはありますが、直後ほど強烈なものではありませんので大丈夫です
悲しみは悲しみとしてトコトン味わえば良いとも思います
そして、その地球も産まれた時があったように、いつかこの世から無くなる時が来る
全て形あるものも、無い物も、見えるものも、見えない物も…回っているのです
意思とは関係なく、回って動いているのですよ
だから、私達は目の前のことに集中して楽しむことを味わうだけで良いのです
嫌なことも、辛かったこともドンドン流れてしまうことだから…
心の中には残っているようで、実は流れて行っているのです
また次の生で回って来るかもしれないけど、とりあえず流れて遠くに消え去ってしまっているのです
逆にまた回って来るのだから、その時に味わえば良いかなとも思うのです
拘らずにドンドン流すのです
それで心を軽くして前に進めば、常に現在、その積み重ねである未来も明るいから
そうやって過去の人達も生きて来たと思うのです
人生は早く、そう思えたら楽になりますよ
後悔や悲しみと上手に付き合って行けたら、こんなに楽しい世界はありません
ハッキリと視覚で物を捉えることが出来て、その種類の多さには他の惑星の比ではないそうですから
植物の種類・動物の種類・鉱物の種類・人間の顔…
どれを取っても地球ほど多種な場所はないそうです
せっかく地球に生まれたのだから、その違いを楽しみましょう
75億人の人は、それぞれ全てが違って良いので75億の魂の存在として生まれてきているのですから








