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天狗さまで有名な鞍馬山の鞍馬寺で、先日、五月満月祭(ウエサク祭)が執り行われました流れ星


ここ鞍馬山は夏でもヒンヤリする気候ですが、ことウエサク祭の時にはとても冷え込むようです。

そして、何故か必ず雨が降る…とも聞いています。

その前後の日は晴天でしたのに噂に違わず、当日は薄曇り。


きっと、それも意味があるのですよね満月



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鞍馬寺は山の頂上付近にあります。
ケーブルを使う方も居ますが、せっかくなので登山しました。


何故、登山と大げさに言うのかといえば…ここの勾配は半端なく傾斜45度ではないのかと思われる程なので。



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途中にある由岐神社です。
登る直前に、おぜんざいで弾みをつけたはずが、お参りする余裕なくひたすら登るのみ汗






『鞍馬山は、毎日を明るく正しく元気よく積極的に生き抜くための活力を、本尊である尊天から頂くための道場である。
本来、いつでもどこにでも存在する尊天の活力が特にこの鞍馬山には満ち満ちているからである。
尊天とは、「宇宙の大霊であり大光明、大活動体」であり、私たち人間をはじめ万物を生かし存在させてくださる宇宙生命・宇宙エネルギーであってその働きは愛と光と力となって現れる。』・・・冊子より抜粋


何億年も前に地球にやって来られたサナトクマラさまが居られるとも言われています。


とても緑豊かな土地にあり、今でも大自然を満喫出来る貴重な場所です。


夏でもヒンヤリするのは山の気候なのか、ご神気のせいなのか…。





皆、早くから地べたに座って開始を待っていました。


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儀式の最中は静粛に皆で想いを集中させるため、一切の撮影は禁止です。


私は小雨を避け傘をさす為、かなり端の方に居たので、真ん中で何が行われていたかは良く見えませんでした。


でも、中での様子が大事なのではなく、ここに集まった一人一人が心を一つにしてお祈りすることが大切ですよね。


祈りの内容はそれぞれが決めてもいますし、皆が仲良くすることに集約されていたようにも思えます。





入り口で配られた用紙にある祈りの言葉を皆で唱えたり、般若心経を唱えたり、仏教でお決まりの歌を歌って心を一つにします。


そして、最後に「心の灯火」と題した赤いロウソクを持ったまま、お寺の中に入りぐるりと回って中央の広場に戻り、曼荼羅模様を作るべくロウソクを置きました。


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一つの灯火も皆で形作ると壮大な曼荼羅図が浮かび上がります。


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2時間にわたる儀式のあと、暗い夜道を半ば駆け下りるようにして帰ってきました。

脚は疲れ、帰途は長かったのですが、何故か心は清々しく、また来年も参加したいね…と友人と約束までしましたよ。


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来年、皆様もご一緒にいかがですかニコニコ合格