江戸しぐさって、知ってますか?
しぐさは仕草ではなく思草と書くそうです
単なる身体の動かし方ではなく、江戸の人々の生活哲学なんですね
播磨の陰陽師さんも、よく江戸時代の話しをなさるのですが、先日の池田さんのお話し会でも、この江戸しぐさの話題が出ました
そして、このアメブロにもお詳しい方がいらっしゃいまして…白駒さんという女性の方なのですが、内容がとっても面白かったので早速、読者申請したところです
さて、この江戸しぐさ、共存共栄をするには周囲の方々と円滑に関わるという商人の知恵が主体になってます
そこには、コブシ腰浮かせ・傘かしげなど現代にも通じる、要は思い遣りの類いから、おはようにおはよう・時泥棒などといった更に道徳的なものまであります
また、三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる(江戸の養育法)といった子育ての極意まで…これは私も早く知りたかった、もう遅いかも

やっぱり明治維新より前には優れた教えが多々ありますよ
もちろん、今を生きる私達は昔を懐かしむばかりではなく、これらの知恵をどう活かすかがポイントだと思いますが
今の学校の授業に道徳はあるのでしょうか?
我が家の娘はちょうどゆとり世代なので、確か総合とかいうわけの分からない授業に代わっていたような
間違っても学校できちんとして下さいなんて事を言う気はありませんが、先生からの教えが子供の心に響く年齢があると思うのです
家で親に言われるのと学校で先生に言われるのとでは受け取り方に違いが出ますからね
江戸しぐさという本もあったのですが、文庫本で読みやすそうな物があり早速手配しました
元々、平安時代と江戸時代が堪らなく好きなのでしばし江戸情緒に浸りたいと思います