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Nujabes氏へ

もうすでにNujabes氏の訃報はご存知の方も多いと思います。

[Hydeout Productions からのお知らせ]


僕がそのことを知ったのは1週間前、Shing02さんからの電話でした。

一言めに「え!!?」と発していました。



僕がNujabesことセバジュンの音と出会ったのは、今から10年以上前になります。

当時、メジャーHipHop界ではどんどん流行が変化していき、ビヨンセ率いるDestiny's Childがデビューした頃から電子音的な風潮になり、DJとして活動していた僕はどうにも自分の好みの音を探しあぐねていました。

「Beatが効いていて、JazzなHipHopは無いのかな」

そんな時、当時渋谷公園通りにあった「Muteki Record」(今ではレコードの試聴が出来るのは当たり前ですが、当時は自由に視聴できるという事は画期的でした。)で、ありとあらゆるレコードを視聴していました。

そこでヘッドフォン越しに「これいいじゃん!」と出会ったのがHydeoutの第2作目でした。


それからは、名作「Don't eve try it」など、Hydeout作品は欠かさず購入し、「Shing02 / luv sic pt.2」がリリースされた頃だったでしょうか、Nujabes=逆から読んでセバジュン=ギネスレコード=日本人 であることを知り、衝撃を受けたと同時に「日本人でもやれるんだ!」と夢を抱いた事を覚えています。


それからというもの、僕が二十歳の頃はHydeoutのレコードが必ずレコードバッグの中に入っていました。


とにかく、Nujabesは音楽シーンを変えた人物の一人と言っても過言ではないと思います。

彼の音楽が、今や普通にCD屋さんに並んでいるJazzy HipHopと呼ばれるCDが流通されるきっかけになった要因の一つである事も間違いないと思っています。

どれだけシーンに影響を与えたかは計り知れないと思います。

いわゆるJ-HipHopが国内であるのに対し、Nujabesの世界的な知名度は日本のHipHop史上最大のものであるでしょう。

今回の訃報は今やYahooのトップニュースに出ているくらいです。

(Shing02さんの言葉を引用します)
「日本のみならず、海外でもジャンルを越えて多くの人に愛されて来ました。それはアメリカやヨーロッパのライブや街角でも実感してきたことで、今でも世界中の若いリスナーが彼の音を発見して、聞き続けていることに驚くばかりでした。「ヌジャベス」と言う名前は一人歩きするほど、名実共に国際的にポピュラーな現象だったと言えます。」


Shing02さんは電話でこう言ってました。
「今、曲を一緒に作ろうとしてたところで僕も信じられませんでした。」
そして
「Nujabesへのみんなの言葉を寄せられるページを作ろうと思っています。」

[Jun Seba aka Nujabes, Rest In Peace - 2010 'til inifinity]
http://www.e22.com/nujabes/
ぜひ、こちらでNujabes氏への言葉を捧げてください。


今、LEMSがこうして活動しているのも、シーンへのNujabes氏の影響力があったからかも知れません。


一度お会いしたかったです。

素晴らしい音楽をありがとう。



☆お返事☆
Jazzymomさん
伴奏なんて言葉分かるんですね!
ウチでは「歌の方」「後ろの曲の方」と言っています。笑
Remixは、曲の方を入れ替えるっていうのはもう理解しているようです☆

49ersも知っているんでんすね!
この間依頼をいただいて、今度会います♪