★とある中学の話です。過去の話を少し脚色してあります。★


以前、私の学年にいた2年目の先生が、夏休み明けに、「自分に教師は向いていない、子供が怖い」と、心身共に病んで休職してしまいました。(これに関しては同僚たちから様々な働きかけがあったけど、それでもダメだった)


彼女が担任していたクラスは、
4月当初、とても良いメンバーなので、2年目の先生もそのクラスが良いと言い、周りもその先生なら持てるであろうと担任が決まったクラスでした。


女子はしっかり者だけどちょっと意地悪。
男子は幼くて自己中な子が多く、
教科の先生の中で、好きな先生の授業は楽しく聞くけど、嫌いな先生の授業は内職、私語、座席移動と舐めていました。配られた授業プリントは、床に落ちまくり、学級便りは紙飛行機になって宙を舞う飛行機…。黒板は常に落書きだらけ、机もちゃんと並べられない。
生徒たち自身が、「崩壊寸前」と呼ぶようなクラスでした。


そんなクラスを引き継ぐことになった私。
その年度は、担任をしない代わりに、学校中で一番多い授業数を持っていましたが、
授業を担当していて彼らを知っていて、授業も落ち着いていて、私しかそこの担任は持てないであろうという上司の判断でした。
私もこれは断れず。


まずは、朝の会で、全員ちゃんと自分の席に座るところからスタートです。


「えー!あいつ(前の担任)は何も言わなかったのにえー


「私は、違うもんは違うと言うわよニヤリ


「…(うるさい奴だな)」←でも、逆らえないのを知ってるので、渋々自席にもどる


前担任は、座席をかわっている子に注意しても、「は?えー文句あるの?」と言われてしまい、そのまま引き下がってしまったそうです。


昼ごはんの時も、班で食べますが、座席を好き勝手にかわっている子たちを一人一人注意して、1週間ほどで、勝手な座席移動はなくなりました。


生徒たちはきっとうるさいオバサンが来たと思ってるだろうなと思いましたが、いいんです照れ


長く生徒指導部門にいた私にとっては、8年ぶりの担任でした。