葬儀社のパンフを取り寄せましたが、

何か契約しているものとかが実家にないか、

少し見てみました。


父がいつも座っていた席の近くの

棚の引き出しの中を躊躇いながら開けてみました。

ありました。1番底に。


「逝去時のお願い」という封筒が。


いろいろ記したしっかりした父の字。


会費を払ったらしい式場のパンフに

葬儀のランクに○印もついてました。

いつ書いたんだろうね。

日付を見てみると10年くらい前のようでした。

値段もシステムも変わっているだろう。

なるべく意向を汲みつつ、

いくつか候補も挙げておこう。


誰もいない部屋に上がり、何だか見てはいけないものを見た様な気分になりました。

他にも何かあるかも知れないとは思ったけど、

長居してあれこれ見るのが嫌で、すぐ帰りました。


10年前だったら、まだまだ父も元気でそんな話をし出したら、縁起でもないとまともに取り合わなかったけど、もっといろいろ話したかったのかなあ。


自分自身もエンディングノートを作り、1年に1度くらいは更新しないといけないなあと思いました。