今日は義母(ママ)の退院後検診のため、父の見守りのため、朝から実家。

寝室から出てきてきた父は、穏やかそうな顔だったがワタシがだれやったか思い出せないようだった。

「男?」

「女や、むすめ、お父さんの子ども」

「そうか。」

何か思わず笑ってしまう会話で、父がそう言うことに驚きもしなくなったにっこり


1か月前くらいはワタシが自分の名前を言うと、わかっていたのだが、ここのところ聞き取りにくいようで、違う言葉を復唱したりしてしまう。

また「目があんまり見えないんや」とも言うてた。

目も耳もとても衰えてきたように思う。

でも、前のように「もう死んだほうがいい」など、ものすごく鬱なことは言わなくなった。

それがいいのか、悪いのか…さらによく分からなくなってしまい、言わなくなったのかな。こちらは気が楽だけど。


それからリビングにいることが減った。すぐに寝室へ行ってしまう。「あっちで寝てくるわ」「あっちが楽や」と、コタツの定位置で寛ぐよりベッドで寝転がっているふとん1


今日はヘルパーさんが来る風呂の日だった。

お湯はりの合図が聞こえると、急にイヤになったようで「辞めとくわ」と言い出した。

ワタシも、ママがいないとダメかなあと思っていたので、半分諦めていた。

ヘルパーさんには、顔と手を拭いてもらった。(前はそれも出来なかったので、一応進歩かな)

ヘルパーさんが帰る時、気遣ってお礼を言ってました。


結局、夕方、ママが帰ってきてから、父をお風呂に入れました。やっぱり、ママじゃないとダメなんだな笑い泣き



誰からも「かわいい」と言われている小さな父、何もかも忘れてしまっていいから、にこにこしていて欲しいです。