訪問入浴4回目。
ヘルパーさんには少し隠れてもらってて、これまで通り、ママが手伝って入浴するというスタイルでスタート!
お湯が溜まったのを見計らい、お風呂に入ろうと誘う。ヘルパーさんが来られたのは分かっているので、父はかなりの警戒心で、
「今日はちょっとしんどいなあ」
「やっぱり辞めとくわ」
と拒否するものの
ママが
「ワタシと入るんやから大丈夫」
「いつもと一緒」
と何回も何回も諭して、やっとこさ、お風呂にGO!
初めて見る父の全裸は、細〜!痩せ細っていたが、尻のあたりの皮のたるみは余りなく、後ろ姿も割ときれいでなんかホッとした常にママが声かけしてお風呂に入っていた。
ヘルパーさんと私は浴室ドアの外なので、父がどんな顔でお湯に浸かっているのか分からなかったが、何とか無事風呂に入ってくれた。
風呂から出てからが、ヘルパーさんの出番。
バスタオルで迎えて手早く拭き、保湿クリームを塗って着衣させる。これが一緒に風呂に入った後はママはなかなかキツいようで、その部分からヘルパーさんに徐々に移行していていき、最終的には入浴全部してもらう流れにしていく計画。
3週間ぶりの入浴で父の頭は光り輝いていた
コタツの定位置に座り心地よい疲労感のようだ。
ママもヘルパーさんもワタシ(1番何もしていない人)も一様にホッとして疲労感がどっと来る
ママの入院中、デイサービスで入浴したきりだったので、なんと3週間ぶりにお湯に浸かったことになる。
そのデイサービスで、手荒な着脱介助をされ、手荒な入浴をさせられたかで、もともとお風呂をあんまり好きでない父をさらに風呂嫌いにしてしまったと思う。
多くの老人を一定時間内に風呂に入れるのは大変なことは分かってる。でも流れ作業的な言葉かけの少ない誘導や入浴介助が、父をすごく頑なにしてしまったんだろうと少し悔やまれる。
その気持ちを何とか父の中で上書きしてもらいたいものだ。さて5回目はどうなるか。