男声合唱の魅力は、なんと言ってもその迫力と、ハーモニーが決まった時に聴こえる「倍音」と呼ばれるとても美しい音が鳴った時でしょうか。
特に今回の演奏会でも演奏する、多田武彦先生の作品は、その魅力が十分に活かされるものがとても多いです。多田先生が多用されるG-dur等の和音も美しいのですが、個人的には木下牧子先生の9thハーモニーもとてもキレイで好きです![]()
一般的には混声等の形態をとった演奏を耳にすることが多いと思いますが、「男声合唱」という音楽は音の響き、広がり、エネルギーに関しては混声や女声に引けを取らず、とても美しいのです。
前回の記事にも書きましたが、ゼヒとも一度我が団の演奏を聴きにいらして下さい。決してハイパフォーマンスの演奏ではございませんが、その醍醐味を感じて頂けると思います![]()