A TALE
Amebaでブログを始めよう!


まるでもう既に一年経ったかのようです。

世間話で「もう一月も終わりですか、はやいですねえ」と言いながら、

前回書き込んでから、たった半月とは信じられません。


とてもとても、示唆に富んだ半月でした。

たしか気学か何かでは、2月4日から新年度だった気がしますが、

実は今がほんとの2011総まとめなんじゃないの?

と思えてきます。


のどもと過ぎれば熱さ忘れる、といった具合で、

一昨年、昨年の大半を占めた苦しみと問いを忘れ、

何となく忙しなく日常にまぎれてしまいそうになったところへ、

じゃーん、

と効果音でもつきそうな大きな気づきというか出逢いというか、が廻ってきました。


それも結局いままで感じていたこと、考えていたこと、暗示されていたこと、

を明確にしてくれるようなものでした。

自分の感覚では、昨年末や今年のはじめに書き込んでいた記事など、

内容もほとんど忘れて読み返すのも気恥かしい大昔の出来事のように感じるのですが、

いま読み返してみると、それこそどんぴしゃで今の気づきにつながっています。


パラダイムシフト、おおきな転換です。


今ではすっかり元気ですが、

非常に不安定で苦しい時期の行動療法的意味合いが大きかったブログなので、

今後についてちょっと考慮中です。



とにかく、夢から醒めた人みたいなかんじで、

今までの記事を見ると、まったく同意できない個所と、

わかってたんじゃん、と自分で驚く個所と、まっぷたつです。


なんにせよ、今この瞬間毎、大団円には違いありません。







結局あれ以来、イライラはすっかりナリを潜めている。

流れを変えようと思ったせいか、久々に本を複数購入した。

物を増やしたくないので、ずっと控えていたのだが。

衝動買いか?と思いもするけど、それなりに全部理由が…



□□□ この数日で購入した本で、すでにほぼ読了済の本


・脳に悪い7つの習慣(林成之)

・甘いものは脳に悪い(笠井奈津子)

・江戸めしのスゝメ(永山久夫)

・道元「禅」の言葉(境野勝悟)


□□□ この数日で購入したけど、まだ開いてない本


・驚異の視力回復法(中山利宏)

・「美文字」練習帳(別冊日経WOMAN)



…衝動買いではない。

本の衝動買いでストレス解消してイライラがおさまった、

というわけではない。

と思う…あせる



どれも面白かったけど、特に今語るなら、禅の言葉は良かった。

昨年末に禅の名言とやらを少し見かけてから、禅が気になってた。

禅、禅いうけど、まったくよく知らないし、煙にまかれるイメージがあった。

けど、ものすごく気になることを言う。

禅すごい、今も禅が何なのかよくわかってないけど、スゴイ。


いろいろとインスピレーションを受けた箇所は多いが、

インスピレーションというか思わず感情移入した話。


霊雲禅詩師(唐代の人)が三十年、悟りを求めて座禅をくんで修行した。が、何も得られなかった。師が何も教えてくれないのが不満だった。

それで彼はある山のふもとにきて、丘から一面の桃の花を見る。

そして「ああ、なんと美しい」今までこんなにしみじみ花を見たことはなかった。

声に出したとたん、ハッとした。どうして今まで美しさに気づかなかったのか。尊いものは人から教わるものではない、自分にある尊さを、自分で発見することだ。


という話で。

いろんな意味で泣けてきた。


まず三十年座ったけど、何にもならなかった、と感じているという事実が恐ろしいし、それを認められるもすごい。

こちらは数年で自分の理想に到達しないと絶望すらするというのに、三十年か。

そして花の美しさとともに気づいてしまったこと。

ほんとにそう思う、とともに、ここから本当の広大な世界が始まるという…嬉しいような、先の長さに眩暈がするような、複雑な気分に。

でも総じて勇気づけられる。



■■■ 忙しい件



・明日から一ヵ月半ほど、通常業務以外に大きなことが二つ始まるので、普通に忙しい。

・にもかかわらず、読書にはしる。

・にもかかわらず、キッチンガーデンもどきをはじめた。発芽するのを見ていると、心底関心する。






つつみ隠さず言って、やっぱりイライラしてる。

ほんわかもよろこびも満喫してるのに、

やっぱりチクチクする時間が増えてる。

どうした、どうした。

新年から派手な感じだな。


チクチク。

タクタク。


そう、時間が足りないように感じているかもしれない。

急かされてる感じかもしれない。

もっと気楽にしてたいのに、なのにあれとかこれとか、したくないわけじゃないけど、もうこればっかりだし、いらいらいら。

みたいな感じだろうか。


興味を惹かれる情報・インスピレーションがたくさん手に入ってるのに、ひとつのことに集中しなきゃいけない。

それが不満?

「やらなきゃいけない事」が多くなってきて、楽しめない?


それだけかな?



食事を変えているので、バランスが変化しているのか?

でもそこまで急激に極端に変化はさせていない。



ちょっと様子見。



・・・ああ、順応してきているせいかも!

変化を、新しいことを取り入れてみた方がいいかも。






「最近、料理がたのしいの」が「生きるのが楽しいの」に聞こえた。



私は料理が好きじゃなかった。

しないで済むならしたくなかった。

自分でつくったごはんは美味しくなかった。


それが最近、とてもたのしい。


からだと、やさいと、まわりに聴きながら何が食べたいか考える。

難しい料理はできない。

むしろ料理ですらない。

切っただけだったり、でたらめだったり。

でも私の身体の細胞たち、目の前に鎮座する野菜たちを聴きながらなら、自分で選ぶ歓び。


こうこうこうじゃなきゃ。

無意識にハマった枷もなく。

こんなんじゃ料理といわないよ。

馬鹿にされちゃうんじゃないか。

そんな怯えた心も、いらいらもなく。


ただ遊ぶみたいに、自由に自分と向き合える楽しさ。

自分のために、細胞にも素材にも道具にも協力してもらって、選ぶ楽しさ。



食べること、寝ること、動くこと。

生存するのに必要な要素に、この自分で選ぶ歓びがなかったら、

それは生きるのは楽しくない。







「わたしを倒せば、英雄になれるぞ」




年が明けてから、状況は随分慌ただしい。

突然の安否確認、訃報、SOS。


初夢はイラついている夢だった。このイラつきをどうしようか?そう言っていた。


そしてやはり、私はイラついている。

うん、どうしようか。


「わたしは人のことをこんなに心配できます」

「わたしは人のためにこんなに心を痛めることができます」

「わたしは人のためにこんなに動けます」

「わたしはこんなに苦しい事に耐えることができます」

「わたしはこんなに理不尽な事に耐えてきました」

「わたしはこんなに物事がわかっています」

「見てください、彼らはどうしようもなく愚かだ、とわたしはわかっています」

「こんなわたしは英雄と呼ばれるにふさわしい」

「英雄と呼びなさい」


なんて世の中には罠がたくさんあることか。

ギラギラベカベカ。

旅の途中に猛り立つポセイダオンや怪物を設置することは、のぞむところなのか?

英雄、悲劇の人物、慈悲深い聖女、徳の高い善人、世の中の物事をよく知る大人。

そうなるために私達は始終演じているし、舞台も用意している。

それは普通のこと。


そんなことに、イラついている。

ギラギラベカベカしたものが嵐のように向かってくる。

力に力で返すことはしないから、そのままくらう。

防御はしても、消耗する。

力にあわせて、するりと吸収しながらかわすことが、今はまだできない。



   ・陰徳

   ・そこに山があるから

   ・薔薇ならば咲くだろう



私にも誰にも感情がある。感謝する、同情する、嫉妬する。

でもそれだけなのだ、特別ではない。


「あなたの行為で何人も救われたよ」

本当だろうか?そうだとして、何なのか。それは特別なことだろうか?

「感謝されると、嬉しいでしょう」

もちろん、嬉しい時もある。だけど動機になるほどには嬉しくない。感謝されなかったら、憎むの?

「もっと感謝しなきゃ」

恵んでいただき、ありがとうございます。代わりにあなたの望むようにいたします。


「わたしは非暴力を貫きました」

―だから?


ひとりでは寂しい。認められると嬉しい。感謝してる。

否定されると悲しい、怒りを感じる、不快だ、妬ましい。

傷つけられれば痛い。恐い。


どれもちゃんとある。だけどそれだけなのだ。

「これは引き上げてもっと押し出して!これはもっと下げて隠して、存在すら認めない!」

特別に取り上げるようなことじゃない。どれもこれも。

だけど特別になりたいから。

英雄で、聖女で、善人で、賢人で、悲劇の主人公であることを、選んでいるから。


私たちはまるで盲目のようだ。

見もせずに、やたらと力を振るう。乱暴な力はやさしい変化や遊びの範囲を超えて、まわりが吸収できず、ぶつかって衝撃となるほど、方向も大きさもデタラメ。もちろんまわりと息を合わせるなんてしないし。

小さな場所ででたらめに大きな力を使うから、まわり共々崩れる。

大きな全体で連携のとれた精密さを発揮するなら、力は少しでいい、ほとんどなくていい。


ただ、そうあること。

薔薇ならば、咲くのだから。それだけのことなのだから。

善にも、悪にも、執着はいらない。

ただ感じているだけ。



さて、猛り立つポセイダオンをおさめるには―。