今仕事は子供達を相手にしている。


10年前は1歳。お腹の中。生まれてない…っていう子達。

一緒に働く人も当時は小学生だった人がいる。

10年て長い年月なんだなと思った。



繊細すぎて恐怖になる子達も多いから、あまり多くを語ることはできないけど。

地震に対して、当時を経験した大人とは温度差ある。

当たり前なんだけど、それがショックというか。



当時、ここでもとても怖かったこと、電気や食べ物がしばらく思うように手に入らなかったから、お父さん、お母さんも小さい子供を守ろうと大変だったと思うよ?とは話してみた。





うちの子は当時年中さん、今は中学生。

うちの子でも、小学生と話すと温度差を感じたようだ。



でもね、うちの子も忘れてることあるの。

だから、

イオンのマックにいつもいるあの店員さんが「落ち着いて下さい」ってみんなに声掛けてくれたこと、外に避難して寒くなってきて、寒そうにしている人に、車内にあった毛布をあげると声掛けたこと、会ったことない秀友さんだけど、地震後すぐにメールくれて、子供にどうぞと、後に卵をたくさん送ってくれたんだよとか、話したことない一緒の幼稚園の親子を家まで送って行ったこと、わかりにくい計画停電で困っていた県内の会ったことない秀友さんに、調べて教えて…それで仲良くなったんだよ。それはあの人ね。とか、みんなで支え合っていたことは、また話した。



息子の彼女へのホワイトデーのクッキー作り指導をしながら、音楽の日を見ながら、思い返して。



10年経ったら2人暮らしでクッキー作りとは。