2人で過ごした休みの日の出来事。

 

ぼくは人には話さない。

 

大切な時間だったから。

 

何度も何度も反芻(はんすう)してみて、味わう。

 

「あの時、〇〇だったよね」って、その日のことを振り返っても、

 

きっときみは

 

「そうだったっけ?」って言うに違いない。

 

きみにとっては取るに足らないひとつの出来事で、

 

簡単に人に話してしまうようなことなんだ。

 

それが時々少しさみしい。