おはようございます。
今日は薄曇り。はっきりしないお天気です。
日中は暖かくなるようです。
沖縄はもう梅雨が明けましたね。
本州も早く明けないかなあ。
もう少しの辛抱ですね。
久し振りに和文化について。
障子は、木の枠組みに和紙を貼って
直射日光を適度に遮り、柔らかな光が差し込む建具です。
襖(ふすま)とは、木などでできた骨組みの両面に
和紙や布を貼った物。
両方とも和室の仕切りに使う日本古来の建具の一つです。
平安時代、寝殿作りの間仕切りとして使用され始めたということです。
江戸時代には徐々に住宅に普及し始め、明治大正の時代になると
一般庶民の住宅にも使われるようになりました。
しかし、この障子と襖は、和室の衰退とともに少なくなり
最近では、障子や襖を見かける住宅も減ってきました。
現在では、フローリングの洋室に合わせて
襖紙の素材はビニールクロス、障子も和紙ではなくガラスなどが
使用されるようになってきました。
日本古来の自然素材を使用することが減ってきて
とても残念です。
障子も襖も日本家屋にぴったりの建具で
室内の温度や湿度を調節してくれて
その中でも特に障子は、室内を自然な明るさに保ってくれます。
日本の気候に合った和室に無くてはならない障子と襖。
畳とともにいつまでも廃れないで欲しいと思います。
先月張り替えた障子の大変さを思い出しました。