和文化・障子と襖 | レモンマートルの何気ない日常

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還暦過ぎた夫婦二人。子ども無し。シンプルで豊かな暮らしを目指してます。

おはようございます。


今日は薄曇り。はっきりしないお天気です。


日中は暖かくなるようです。


沖縄はもう梅雨が明けましたね。


本州も早く明けないかなあ。


もう少しの辛抱ですね。



久し振りに和文化について。


障子は、木の枠組みに和紙を貼って


直射日光を適度に遮り、柔らかな光が差し込む建具です。




襖(ふすま)とは、木などでできた骨組みの両面に


和紙や布を貼った物。









両方とも和室の仕切りに使う日本古来の建具の一つです。


平安時代、寝殿作りの間仕切りとして使用され始めたということです。


江戸時代には徐々に住宅に普及し始め、明治大正の時代になると


一般庶民の住宅にも使われるようになりました。


しかし、この障子と襖は、和室の衰退とともに少なくなり


最近では、障子や襖を見かける住宅も減ってきました。


現在では、フローリングの洋室に合わせて


襖紙の素材はビニールクロス、障子も和紙ではなくガラスなどが


使用されるようになってきました。






日本古来の自然素材を使用することが減ってきて


とても残念です。


障子も襖も日本家屋にぴったりの建具で


室内の温度や湿度を調節してくれて


その中でも特に障子は、室内を自然な明るさに保ってくれます。





日本の気候に合った和室に無くてはならない障子と襖。


畳とともにいつまでも廃れないで欲しいと思います。


先月張り替えた障子の大変さを思い出しました。





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