精霊の守り人 | 心の空、映し鏡。

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上橋 菜穂子
精霊の守り人 (新潮文庫 う 18-2)


守り人シリーズの1巻目。
老練な女用心棒のバルサは、川に落ちた皇子を助けたことから、精霊の卵を宿したがため命を狙われている新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムを託されることになる。

どこが面白いっていうのではなく、随所随所に惹き付けられるものがある、そんな話。

精霊の卵の話には建国神話や先住民の伝承などに隠された秘密が絡んでいたりと読んでてとても面白かった。

皇子を預かることと、断ること、どちらを選んでも死を意味する、というバルサの言葉は言われてみればその通りなのだけど改めて言われてしまうと吃驚する。それを児童文学で指摘されるとは。

星読が何時からか星を見なくなった。この言葉がとても印象に残りました。