優雅な一流百貨店。本当はとてもシビアな世界です。 | アーティフィシャルフラワー教室 造花 フラワーアレンジ アトリエレモンリーフのブログ

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こんにちは

今日もブログに訪れて下さりありがとうございます。

 

先日ご紹介したお料理教室からのご注文でおつくりしたアレンジ↓

をそれを実際にテーブルコーデしてくださったお写真がとどきました

ありがとうございます。

 

テーブルでコディネーとするとこんな感じに!↓

 

 

 

テーブルコーディネートはひとつの完成された世界。

その席に着く人を別の世界につれていってくれるような魅力がありますね。

 

いつもフェアリークッキングさんからお題をいただくのがたのしみです。

 

来月は調理専門学校でのテーブル装花レッスンを担当させていただきます。

 

テーブルセッティングのコーディネートは生徒さんのほうがむしろプロ、わたしはその花の作りこみ方、買い付け方法、フレキシブルなテーブルでの生かし方をご指導いたします!

 

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さて、先日の仕事のお話しは、実はなんと!!某、大手テナントさんにて、銀座と日本橋 三越、伊勢丹で影山のアレンジを商品展開にむけた話し合いが行われたのでした。

 

会議室では私一人に対して、商品企画、開発、管理、マーケティング 広報、など重責をになっておられる5名の役職の方が集まってくださいました。

 

課題はテナント独特のテイストとの違い、存在しないケースをどうするか、双方の取引条件の設定。商品の仕組みはなんでもそうですが、原価から割り出す価格設定、利益率の計算は非常にシビアです。なにしろ先方にはテナント料がおもーーくのしかかってきます。

 

先方が普段取り扱うアレンジもワイヤー何本、リボンの素材、花材一輪までも緻密に計算され、しかもデザインや色がよくなければ上層部にも認可されず、商品開発部やデザイナーさんは本当にご苦労されています。パズルのように練って練って練り上げて、トップまで行っても却下されることもながらの、商品化になるそうです。

 

結論からいうと、1点もので展開をめざすアトリエレモンリーフの作品は再調整。諸条件を考慮しながらの、リトライとなりました。デザイン提出します。いっそう勉強すべくありがたき機会!!

 

おもったのは、かえすがえす、私は普段から、好きな花材チューリップ赤ヒマワリチューリップ紫クローバーをえらび、おもいきり使い、なんの制約もうけず、みなさんに存分にご紹介、たのしい時間を共有できること、これは大変恵まれており、フリーランスだからこその幸せなことなんだと、感じました

 

展示販売会では お客様がご来場くださるだけで感激!リーズナブルな価格は自分の一存で値付け、望んでくださる方が喜んでくだされば、赤にならなければ、というどんぶり勘定・・。

 

ましてアトリエレモンリーフには困ったときにお手伝いしてくださるスタッフさんはいつもそばにいてくれますが、雇用しているわけではありません。その背景もあり、企業のように利益を厳しく追及せずにきたことも正直なところです。テナント料であり、人件費があり・・となれば 甘いことはいっていられませんね。

 

ただそこでひとつの疑問がもちあがります

 

利益率にシビアにうけとめ、制約をキッチキチにうけたところで、はたして、よいデザインがうまれるのか?という点です。

 

百貨店では高い利益率はもちろん、厳しい条件をクリアしたものが、並んでいます。しかもこわれない、ひっくりかえらない箱ありの安定型、大量生産することで利幅もOK。その線からすれば、箱も特注、1点ものデザインではそれ相当の値段をつけないと、利益にならないというのもうなずけます。

 

今まで一般人としてみてきた、百貨店は一流、あこがれの一等地は。

それは、血のにじむような企業努力のたまものでキープされているものだったのです。

社会の仕組みあっての商品ディプレイ

 

しらない人はそれをみて、満足して買っていく。。

 

でも・・・

 

これはわたしの感想ですが、同じ価格であれば

デザインについては・・その自由度ひろがり

教室でつくる生徒さんのアレンジの方が100万倍、素敵です。

 

おそらく花にかかわるみなさんなら、一度や二度おもったことあるのでは?

 

ずらりとならぶ百貨店やスーパーのアレンジ。

うーん いまいち・・。自分でつくるアレンジほうが素敵ドキドキと。

 

実は、今回の企業さんとの話し合いも、そんな思いがきっかけでした。

自慢やおごりではなく、手頃な価格でみんなが素敵とおもうものをもっと手軽に流布できないのかと。

 

ある生徒さんの言葉を思い出します。

 

「先生はレッスンやアレンジで、家族を養っているのだとしたら、こういうテイストのデザインはできないとおもいます。余裕の部分があるから、のびのび自分の世界を表現できるのだとおもいますし、わたしたちも楽しいです」と。

 

デザイン、アレンジは社会しくみとの二律背反的なテーマだったのかもしれません

アトリエレモンリーフはこれからもチャレンジしていきたいとおもいます。

(^^)/

 

長くなりましたが、ここまで御読みいただきありがとうございました。

お花のお仕事をされている方、ご感想いただけると嬉しいです。

 

ではまた~ 通信講座は発送準備にはいりまーーす(^^)/

 

 

 

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