何気に合わせたチャンネルでNHKの番組…”逆転人生”を視ました。
東日本大震災後の福島…そこで被災者の方達に携わった東電社員の
方達のお話でした。
ア~…おばさんは大きな深呼吸と涙が一筋流れました。
ため息ではありません!深呼吸です。
自分を制したんです。
自分は実際に、被災や被害に遭ったわけではないのに、
あの原発事故からというもの、まるで自分が被害者のように
東電に対しての怒りを感じてました。
ココロの中では東電を攻め立てていたし、原発の被害者に沿った
対応をちゃんとしてるんだろうかと疑問にも思ってました。
原発事故に関しては、ホントに怖かったし
チェルノブイリ原発事故を思い出し、これから先の東北
そして日本と言う国はどうなるんだろうと不安で仕方ありませんでした。
ゴメンナサイ。
おばさんの知らないところで、被害者の方達のために
身も心もクタクタになったであろうに、正面から向き合って
こんなに頑張ってくれた社員の方達がいた事を
10年たった今…知る事となりました。
そして、実際に被害を受けた方達のホントの苦しみや辛さを
知ったような気がしました。
可哀そうとか大変だろうとかそんな言葉は、被害を受けた方達にも
東電の社員の方達にもかける言葉ではないように思いました。
上手く言葉で表現できません。
一つ言えるのは、被害者と加害者の関係であるハズと思っていた
おばさんの考えははっきりと…間違ってました。
福島の方達と東電社員の方達の両方に生まれた
思いは、決して増悪だけではなく、優しさであり人間の愛を
感じました。
これも上手く表現できませんが、人と人はやはり絆があり、
その絆がつながるには、時間も努力も必要だけど
絶対に絆は…言葉では表せなくても、態度に表せなくても
繋がるもんだとそう思いました。
10年目にしてこの番組を視れたことを幸せに思います。
恥ずかしながら、この歳になっても、いつも怒ってばかり
人のせいにしてばかりの自分がいます。
自分の人生は逃げの人生だったかも?と、ふと頭をよぎりました。
この番組を見て、福島の方、東電社員の方の向き合う心を
学ばせていただきました。
みなさんの思い、努力は絶対に復興につながって行く事でしょう。
今年もサクラが満開になる季節に入ります。
コロナも吹き飛ばすくらい咲いてほしいです🌸🌸🌸。