コロナ時期の姉の動脈瘤の手術は無事成功。
手術前は相当心配したけれど無事終わってホッ~!
今回みたいな時期だから仕方ないものの、
手術当日も、家族は手術室に見送りも出来ず
自宅待機。
手術が終了したら先生から電話で報告と言う事で
姉も多分、とても不安だったし家族も電話がかかるまでは
心配で仕方なかったと思います。
TVのドラマででよく見るような、手を握って頑張って!
なんていうシーンもなく、まな板の鯉状態で手術室に
入った姉はホントにココロ細かったと思います。
それでなくても、怖がりの姉…脳にメスを入れるという事が
受け入れられなくて、手術当日まで、眠れない日々だったようで
その気持ちよ~くわかります。
でも…今の脳の手術とはロボットが手伝ってくれるらしく
先生のメスが危ない時は、ちゃんとロボットが注意を促して
くれるらしい?!
医療の進歩って凄い!
おばさん…今年になって、眼底検査、胃カメラ、動脈硬化の検査、
肺の検査と続いたけど、今の所ギリギリのところでセーフ(;^_^A。
脳のMRIはまだ残ってますが、近いうちに必ず定期健診ですから
行かなくちゃ。
内径動脈の狭窄が進んでいれば手術と言われてるんで
ビビリなもんで、一番最後の検査になってます。
MRIは痛くもかゆくもないけど…姉の手術の事もあり
ビビって最後になってます(・_・;)。
娘から”死ぬ死ぬ詐欺”とよく言われるけど、こんだけ病院通いしてたら
もしかしたら、長生きするのかも??(・_・;)。
でも…長生き=元気とは限らない…(・_・;)。
人生の半分は生きるために、努力をして必死に頑張って生きてきたけど
65歳を超えたあたりから、今度は死に向かって生きなきゃならない
自分がいます。
ピンピンコロリなんて望んでも、ほとんどがそうはいかないわけで
寝込んで、人間らしさを失う恐怖や、寝込んで家族に迷惑を
かけてしまうという不安を持ちながら、最期に向かって生きてます。
もしもが、今突然来たならば…それを考えると生きる事への
ポジティブな考え方は消え失せ、ネガティブなことばかりが
頭を駆け巡ります。
実際に、近くの姉はもうすでに意思の疎通と言うものがとれなく
おばさんにとってもいろんな面で、負担や不安がいっぱい!
まして、仲がいいとは言えない姉だっただけに、老後をどう考えているのか?
どうこれからを生きたいのか?
そして何より大事なお金は持ってるのか?とか…今まで何も姉とは
話したことがなく、よって…何も把握してない。
今いろんな方にサポートしてもらい、今は施設に入居してるけど
これから先の事を考えると、正直、悩むことが多すぎて…
それに…やっぱり姿を見てると哀しくなります。
この姉は何をどうしてほしかったんだろう?何もわからないまま
アタシは施設に入れてしまったという罪悪感も出てきます。
もう、なるようにしかならないと思うしかない心境。
だからこそ、自分はちゃんと自分の死に方と言うものをちゃんと
家族に伝えていた方が、家族にとっても楽な看取りになると思います。
寝込んだ時でも、伝えていれば、本人の意思を少しでも尊重した
対処や行動を家族がとれるんじゃないかな?
ココロの負担もずっと軽くなると思います。
だって本人の意思なんだから…。
終活とは物を片付けるのもその一環だけど…一番大事なのは
自分がこうなった時はこういう思いがあるというのをわかって
もらえていたら、その意思に100%そえることはなくても、
少ない迷いで、やれることがあると思います。
ただ…伝えるすべのない独居老人も今の世にはたくさん
いらっしゃいます。
これはあくまでも理想論かもしれないけれどね…。
今の介護のやり方がダメとは言わないけれど…
人生100年と言われる時代に、医療の進歩で、
介護に携わる人にとっても、死に行く本人にとっても
逆に長生きが、苦しい時間となって続いてる方も多い今の世の中。
だからこそ老いを重ねて行く人は、自分はこういう状況で
こう死にたいという意思をそっと書き残すのではなく
ちゃんとサポートしてくれる誰かに伝えておくというのが
終活の中で大事だと思うようになりました。
生きるという事は素晴らしい事だと思いますし、死ぬという事も又
明るい未来と考えたいとおばさんは思います。
こういう話をすると、うちのダンナは聞きたくないとのたまう。
逃げちゃいけない話なのに…前向きな話なのに!!
姉は、病院の先生方やスタッフの皆さんのおかげで
元気に来週は退院です。
本当に感謝します(*^^)vありがとうございました