こうやって生きていれるのはいつまでだろう??




フト歩いていて思う事がこの頃多いぞ!??




おばさんのまわりの先輩方…この頃ガンを発症される方が多い。




でも…不思議に皆さん明るいのに驚く。




おばさんは…”ガンなのよ!”と言う言葉を聞くたびに、ドキッとして、かける言葉が




見つからずオロオロしてしまう。




3人中3人が…そんなおばさんを見て逆に”大丈夫よ!(*^o^*)”と笑顔を




返してくれる。




大丈夫なワケないと絶対思う!




けれど…彼女たちには長く生きてきた経験と自信…死と言うものを受け入れる勇気…




と言うか…死を恐れない強さを感じる。




ココロから凄いと言うか…潔さを感じる。




先輩の皆さんは大変な苦労もされているが、70代を越した今も現役で活躍し、




周りのみんなに頼りにされ、いろんな言葉でおばさんもパワーをもらっている。




そんな先輩方が…ガン!と聞くとついついおろたえてしまうのは当然だと




思ってしまうが…当のご本人たちは前向きだし…もしも…が訪れた場合でも




もう十分生きてきて楽しんだからと…覚悟はそれなりにしているという事だ。







おばさんは意気地なしだから…覚悟がなかなかできない。




もし、ガンだと告知されたら…翌日からは何も手につかず、ただ只落ち込んでいる




ばかりではないだろうか??  多分急激に心身ともに衰え、ガンが原因ではなく




気持ちがついて行かないで死んでしまいそうな気がする。




先輩方は今…ガンと闘いながらも終活も進めている。




仕事の片づけと言うか、後々みんなが困らぬようにと…もしもの時のために動いている。






ガンをやっつけることが出来た場合は、今まで通りに仕事を続けて




金は残さず、自分のために人生を楽しまなきゃ~とみんなおっしゃる。





なぜそんなに強いんですか~??とは聞かなかった。




なぜなら…聞かなくても十分に伝わって来たから…きっと山も谷もあって乗り越えてきた




人生を歩んでこられたんだと思う。一言でいうとおばさんにとっては人生の手本だ:*:・( ̄∀ ̄)・:*::



幸せな事に…50を過ぎて愚痴ばっかり言ってた頃にこの方たちと知り合えた。




あの頃…自分の苦労ばっかりで頭がいっぱいだったんだけど…やっぱり自分の器のなさに




気付かされたし…人への感謝がなかった事を気づかされた。




先輩たちを見てると…若い人たちへ自分が残せることが何もない事に




ちょっと恥ずかしさがある(・_・;)。







調子のいいおばさんは…諸先輩たちの金は持っては逝けないから




金をためようなんて考えず、お金は働いて遣う!!




その言葉をそのまま頂戴したせいで




前からやりたかった畳とふすまと障子と仏壇の開きの張替えをやることにした。




おまけで…ダイニングテーブルも変えることにした。




ちょっと勘違いしてる節は大いにあるが…チマチマ金貯めて老後の資金の1部にしなくてと言う




焦りが消えた。




もう貯まるほどの仕事もしてないし、遣うばっかりなんだけれど




65才を期に自分で出来る事を考えようと思ってるんで…今はこれでいいことにした。




もちろん…このままのペースではダンダン厳しくなってゆく事は目に見えてて




毎晩電卓出して…通帳とにらめっこもしてガックシしてることも相変わらずだけど




チャ~ンと生活してるから幸せ。








姉のことにしても、もちろんおばさんが力を貸すことはして行くけれど




背負う事ではないと吹っ切れた。




世の中には介護で疲れて、介護するほうがつぶれてしまう人も多いけれど




それじゃいけないよな~。




いろんな意見があるとは思うけど、やっぱり自分の人生が一番大切だと思う。




親の面倒を最後まで見るべきだとは思うけど、あくまでも自分の生活を中心にして




面倒見なくてはね。




昔と違って今は長生きだから80、90までは生きることが不思議ではなくなった時代。




当然、親の介護をする人たちの年齢も上がって、60、70代の人たちがやってる。




40、50代で介護するのとは体力的にも大きく違うし…。





 

おばさんなんかもうシニアで…役所の手続きや、申請も頭がこんがらがることあるし




病院での病状説明なんて全く分からないことがある。




介護の本を買って今後のやるべき手続きや流れを呼んでも理解するのが難しい。(T_T)






おばさんも姉のことでは相当悩んだけれど…身内と言う義務感、血の不思議を




思うと他人様には迷惑はかけられず、その重圧につぶされそうになる。





経済的なものに余裕がある分はまだいいんだろうけど…ないとなると焦る。







姉との間であったいろいろな事がとの距離を置いてしまったこともあって




あげく…面倒を見るのはおばさんしかいないと…なぜアタシはこの人のために犠牲に




ならなくちゃいけないんだと恨んだこともあったのは事実。




それに今回みたいに、新しいものを買ったり、家のプチリフォームをしたりすると




自分だけがいいんだろうか?とか悩んでしまう。




でも…これはダンナとおばさんが頑張ってきた結果として、当然OKと割り切った。






この頃病院に行くと…帰りに”ありがと!”と言う姉の言葉が出てくるようになり




無理せず、自然と出来る事はやってあげようと思うようになってきた。





少しでも役立つことによって相手が喜ぶのであれば微力ながら力になろうと




自然に思えるようになってきた。






お義母さんに対しても…最期は自然に見送れた。




姉に対しても少しは理解がしてあげれるような気がするこの頃。




こういう気持ちな慣れたのは、諸先輩たちの姿を見て教えてもらったことから。




感謝である!(=⌒▽⌒=)




どうぞガンなどやっつけて元気に日々過ごしてもらえるように祈っている。




おばさんの進歩!   大嫌いだった父に感謝することがなかったが今こうして




孫にも巡り合えた事は…父のおかげであります。”ありがとうオヤジ!”




おやすみなさ~いやや欠け月