何という事か…この2週間で…近くに住む姉に認知の症状が…。
薬の副作用からだと思われるパーキンソンの症状がダンダンひどくなってゆきましたが
まさか…認知の症状が出るとは夢にも思ってもいませんでした(・_・;)。
一昨日…地区の包括センターの方が2か月ぶりに訪問されたとき
2か月前とあまりに変わった姉の様子にビックリされ
現在の状況を詳しくお話したら、おばさんの負担も増えて来るし
至急介護申請をしましょうという事になりました。
さっそく係の介護認定士の方が今日見えてくださって、姉の状況を把握するための
質問を直接姉に開始。
おばさんはこういう時は黙って横でその様子を見てなければなりません。
口出ししてはいけない!!
だけど…質問に何一つ答えられない姉…エエッ~∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
生年月日が答えられない!(・_・;)
自分の名前が答えられない!(・_・;)
住所が答えられない!(・_・;)
一人暮らしだという事が答えられない!(・_・;)
季節が答えられない!(・_・;)
日付と時間がワカラナイ!(・_・;)
文字が読めないし、文章が理解できない!(・_・;)
姉は頭をひねりながら…ワカンナイと力なく答えます。
ア~なぜなぜ??
どうして答えられないの??(゚_゚i)
この2週間でこんな状態になっているのにおばさんは気づいてませんでした。
薬の副作用による顔のむくみも、パーキンソンのような症状も把握していましたが
頭の中がここまで来ているとは…想像もできず…思わず絶句!
おばさんはエッ?エッ?名前が出てこないの?とついつい横から口を
出してしまいました。
冷静な介護士さんは優しくおばさんに微笑んで…大丈夫ですよと静止されました。
その後…3点ほど覚えてくださいと言われた物も姉は答えられず…
おばさんは大きくため息( ̄ー ̄;
審査の結果はまだ先にしか出ないけど…おばさんのショックは正直大きく
現在もため息しか出て来ません。
いろいろと確執のあった姉ではあるけれど…やっぱりこうなってしまうと
血のつながりなのか…放っておけない気持ちが強くなります。
でも…ココロのどこかで今までの経緯もあり、なんで私がと言う気持ちがあるのも
事実です。
この認知のような症状が薬の副作用による一時的なもので、又快復するものなのか
誰にもわかりませんが…そうであってほしいと願います。
まだ72才…長寿日本の平均年齢はグンと上がっています。
身体もココロも元気に長生きできればいいけれど…介護が必要な状態での
長生きはそれを介護する人の人生をも変えることになります。
おばさんは今…捨てきれない情との闘いが始まっています。!(^_^;)
今までこの姉には苦労したけど、このまま姉を一人にしておいていいのか?
それとも、今のまま…洗濯や食事の準備、お買い物、病院等の付き添い…
それでいいんじゃないか?それ以上は…又おばさんのココロが動揺し
逆に…なんでアンタのために犠牲になるんだと言うような気持にならないだろうか?
マ~…闘うなんて思わず…自分に出来る事やるしかないですね~( ̄ー ̄;
明日は姉とおばさんの受診の日です。
かかりつけの先生に今日の事相談しながら薬の調整を又して行こうと思っています。
後は様子を見ながら、介護の申請の結果を首を長くして待つこととなります。
介護1でもとれれば、サポートしてもらえることがありますので助かります。
それにしても…薬…飲めばいいと言うものではなく、やはり相互作用であるとか
体調であるとか体質であるとかいろんな面から用心して服用するものですね。
そのためにも薬局には服用しているお薬手帳の提示はもちろん…
かかりつけ薬剤師を決めておく方が、安心して薬の服用が出来ると思います。
薬局を経営してきた者として…これから老齢化がますます進む中、お薬を服用する人は
今以上確実に増えて行きますので、その方たちの見守り、サポートをして行くと言う
役割を薬局は担わなくてはならないと思います。
医療機関との連携はもちろん必要です。
もしかしたら飲む必要のないお薬を飲んでいたりすることもあるかもしれません。
お薬の添付書に書かれている効能以外でも使用される事があるお薬もたくさんあります。
薬剤師不足の中…なかなか思うようには薬剤師の仕事を全うするのは厳しい現状が
ありますが、少しでも患者さん…そして高額な医療費で圧迫している国の財政にも
貢献できると思います。
サ~もうクヨクヨせず、現実を受け止め最善の方法を他の人の力を
借りながら考えて行く覚悟だけはしなくては!!(b^-゜)